WinUIとは何か
WinUIとはなにか
公式には
Windows UI ライブラリ (WinUI) は、Windows デスクトップと UWP の両方のアプリケーションに対応したネイティブ ユーザー エクスペリエンス (UX) フレームワークです。
と書かれていますが、基本的にはWindowsアプリに使えるUIライブラリです。
尚、WinUIとして表現されることが多く、Windows UIはほとんど見かけません。もしかしたら、WinUI 3の方が聞いたことがあるかと思います。
WinUI 3
WinUI 3は、WinUIの第3世代で、2021年にProject ReunionのUIとしてリリースされました。
WinUI 3は、v3.xxで単体リリースされず、WinAppSDKの一部としてリリースされ、現時点ではv1.5.xがリリースされています。
WinUI 3 Gallery
とりあえずWinUI 3がどんな感じなのかを試したい場合には、WinUI 3 Galleryで遊んでみてください。Microsoft Storeからダウンロードできます。
WinUI 3 → WinUI?
Microsoft Build 2024では、WinUI 3ではなく、WinUIとして表現されることが多かったことから、UWPのWinUI 2と区別する必要がある場合のみWinUI 3と呼び、基本的にはWinUIに呼び方を統一していくと思われます。
WinUI と WPF
またMicrosoft Build 2024の話になりますが、Windowsのネイティブアプリには、
- WinUI
- WPF
の2本立てを推していく方針が発表されました。
基本的には、
- WinUI: 最新のエクスペリエンスやテクノロジーを優先する場合
- WPF: 17年間の蓄積のある安定感やサードパーティの充実を優先する場合
のような住み分けになるかと思います。
尚、Microsoft Build 2024の動画はYouTubeで公開されています。
個人的な意見
Windowsネイティブアプリを新規開発する場合には、まずWinUIをお勧めします。WPFはWinUIはリリース以降、安定性・開発の透明性などで厳しい状況が続いていましたが、最近は非常に改善された印象があります。WinUIを試してみて、どうしても困難であると感じた場合にWPFを検討すれば良いかと考えています。
Happy Coding!😊
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