GitLensの画面下からコミット一覧が消えた場合の対処法

2024/11/22に公開

ソース管理リポジトリの画面に、コミット一覧が表示されていない状態のスクリーンショット

GitLens v16のアップデートで、「ソース管理」と「ソース管理リポジトリ」タブが分裂して、コミット一覧が、ステージングエリアの下に表示されなくなる事象が発生した。

人によって「ソース管理」の表示場所は異なるだろうが、「ソース管理」の下に「GitLens: commits」があり、そこからコミットを確認していた人も多いだろう。

今回は、かつてのような表示を取り戻す方法を紹介する。

動作確認したバージョン

  • VSCode 1.90.1
  • GitLens v16.0.2

コミット一覧が別のタブになっている

Cmd + Shift + G → G で「ソース管理リポジトリ」を開くことができるが、そこにコミット一覧が表示されていない。

右クリックで「ソース管理」をチェック1
右クリックで「ソース管理」をチェック2

右クリックで「ソース管理」にチェックを入れる。

コミット一覧だけが表示されているスクリーンショット

確かにコミット一覧が表示されたが、コミット画面と別のタブなので、非常に操作しづらい。

コミット一覧をステージングエリアの下に戻す

Detach commits view

ソース管理(コミット一覧だけ)タブの右上にある三点アイコンをクリックする。

「Detach Commits View」をクリックする。

コミット一覧がもとの場所に戻ったスクリーンショット

コミット一覧がもとの場所に戻った!

ブランチ一覧・リモート一覧をステージングエリアの下に戻す

タブが分離されたブランチ一覧

Cmd + Shift + Pで GitLens: Show Branches View を選択すると、タブが分離された状態でブランチ一覧が表示されるかもしれない。非常にアイコンが分かりづらいが、「ちょっと丸が大きなソース管理のマーク」がブランチ一覧である。

ブランチ一覧・リモート一覧

また、 GitLens: Show Remotes View でリモート一覧も表示できるが、これまたタブが分離されているはずだ。

ステージングエリアの下にブランチ一覧・リモート一覧を持ってきた

少し面倒だが、一旦別の場所にビューを持って行ってから、ステージングエリアの下にドラッグすることで、元の場所に戻すことができる。


以上が、GitLens v16のアップデートでコミット一覧などが消えた場合の対処法だ。

要は、「ソース管理リポジトリ」から各種表示が分離してしまう。そのため、一度分離されたビューをステージングエリアの下に戻すことで、以前のような表示に戻すことができる。

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