GitLensの画面下からコミット一覧が消えた場合の対処法
GitLens v16のアップデートで、「ソース管理」と「ソース管理リポジトリ」タブが分裂して、コミット一覧が、ステージングエリアの下に表示されなくなる事象が発生した。
人によって「ソース管理」の表示場所は異なるだろうが、「ソース管理」の下に「GitLens: commits」があり、そこからコミットを確認していた人も多いだろう。
今回は、かつてのような表示を取り戻す方法を紹介する。
動作確認したバージョン
- VSCode 1.90.1
- GitLens v16.0.2
コミット一覧が別のタブになっている
Cmd + Shift + G → G で「ソース管理リポジトリ」を開くことができるが、そこにコミット一覧が表示されていない。
右クリックで「ソース管理」にチェックを入れる。
確かにコミット一覧が表示されたが、コミット画面と別のタブなので、非常に操作しづらい。
コミット一覧をステージングエリアの下に戻す
ソース管理(コミット一覧だけ)タブの右上にある三点アイコンをクリックする。
「Detach Commits View」をクリックする。
コミット一覧がもとの場所に戻った!
ブランチ一覧・リモート一覧をステージングエリアの下に戻す
Cmd + Shift + Pで GitLens: Show Branches View
を選択すると、タブが分離された状態でブランチ一覧が表示されるかもしれない。非常にアイコンが分かりづらいが、「ちょっと丸が大きなソース管理のマーク」がブランチ一覧である。
また、 GitLens: Show Remotes View
でリモート一覧も表示できるが、これまたタブが分離されているはずだ。
少し面倒だが、一旦別の場所にビューを持って行ってから、ステージングエリアの下にドラッグすることで、元の場所に戻すことができる。
以上が、GitLens v16のアップデートでコミット一覧などが消えた場合の対処法だ。
要は、「ソース管理リポジトリ」から各種表示が分離してしまう。そのため、一度分離されたビューをステージングエリアの下に戻すことで、以前のような表示に戻すことができる。
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