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ギークス・LINEヤフー・アンドドット共同開催「AIネイティブ開発の現在地~現場の実例とこれからの変化~」セミナー登壇レポート

はじめに

2025年7月29日、弊社アンドドットは、ギークス様、LINEヤフー様とセミナー「AIネイティブ開発の現在地~現場の実例とこれからの変化~」を共同で開催しました。

本セミナーは、AI活用が推進される中、開発組織における生成AIネイティブ人材の重要性および育成の課題について、3社共通の問題意識かが合致し企画されたものです。

本記事では、今回講師として登壇した弊社高根沢の講演内容を中心に、生成AIの最新トレンドや弊社での具体的な取り組みについてご紹介します!

講演内容ハイライト

AIネイティブ開発の現在地とその進化

講演ではまず、AIネイティブ開発の「現在地」を客観的な数値で示すため、過去から現在、そして今後にかけての劇的な変化を示しました。


項目 過去 (2024年) 現在地 (2025年) これから (2026年〜)
AIモデルの処理速度 59 tokens/sec 304 tokens/sec 1k+ tokens/sec
開発活動のAI代替率 30% 70% (AgenticなCoding) 95%+ (あらゆる開発活動)
AIを利用するエンジニア 61% 90% 99%+

また、この進化を背景に、アンドドット社の開発体制についても紹介しました。

  • 9名の開発組織で、10以上のプロジェクトにて開発・運用。
  • Claude CodeやCursorなどのAIツールを活用し、仕様把握から実装方針の検討、実装、PR作成までをほぼ自動化。
  • 結果として、エンジニア1人あたりの月間平均PR作成数は94件(6月実績)に達し、最終的な成果物に対して人間が複数レビューすることで安全性を担保しつつ、少数精鋭で高い生産性を実現。

当日の様子

セミナーの最後には、Slidoを利用した質疑応答と交流会が行われました 。参加者からは生成AIの活用方法やセキュリティ面の担保、組織への導入に関する具体的な質問が多く寄せられました。

特に、「AI活用によるアウトプットの量だけでなく、質についてはどう考えているか」といった声も上がり、活発にディスカッションをすることができました。

まとめ

2025年は、個人によるAI活用から、組織全体でのAI導入・定着へと移行する重要な局面を迎えています。本セミナーでご紹介した弊社の取り組みが、AI技術の進化が加速する中、開発組織が今後どのようにAIと共存していくべきか、そして個々のエンジニアが自身の市場価値をいかに高めていくべきか、その示唆を与える一助となれば幸いです。

一緒に“爆速文化”をつくる仲間を募集しています

アンドドットでは、生成AIとともにプロダクトを創り上げ、少数精鋭で大きな成果を出す組織を目指しています。AI活用に興味のある方、プレイングマネージャーとして活躍したい方、ぜひ一度お話しましょう。
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