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【CTOはどう見る?】アンドドット開発組織のこれから ──生成AI時代の開発組織を、どう設計するか?

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こんにちは!アンドドット技術広報です。

社内Podcast「Dot talks」では、アンドドットで働くメンバー同士の会話を中心に、日々の取り組みや考え方をリアルにお届けしています。今回のテーマは「これからの開発組織」。
登場するのは、CTOの高根沢、CEOの茨木、そしてファシリーテーターとして共同創業者の東川。生成AIとともに進化する開発の現場で、どんなことが起きているのか。そしてこれから、どんなチームをつくろうとしているのか。本記事では、日常の温度感そのままに語り合った会話を、音声の書き起こしをもとに一部編集・再構成してお届けします。

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AIが1週間分のスプリントを回してくれる

高根沢:
最近は、Claude 4ですよね。Claude 4もう最後までコードを書いてくれるんですよ。ちょっと前までのモデルはせいぜい7割くらいまでだったんですけど、今のは8〜9割、ほぼ全部。しかもクオリティもめちゃくちゃ高い。指示を出すだけで、本当に一機能まるごと実装してくれるので、体感としては生産性が2倍以上。今までチケット単位でやってたことを、もう“スプリントごと”やってくれる感覚ですね。

茨木:
実は、もともとエンジニアだったんですけど、ある時期を境に開発からは一線を退いたんですよ。でも最近コーディング領域のそのAIがかなり発達しているのを見てまた触ってみたくなって。ちょうど先週Cursorを試したんです。そしたら、あまりにも楽しすぎて、土日ぶっ続けで開発しました。気づいたら徹夜で月曜の定例も全部リスケして寝てました(笑)

高根沢:
でも、それくらい体験として没入感あったってことですよね。しかも、久しぶりの開発でそれだけ乗れるってすごいなって思いました。新しいツールへのキャッチアップって、通常は結構ハードル高いんですけど、そこをすっ飛ばして入っていけたってことだと思います。
Claude 4とかって、本当に“開発の前提”を変える存在だと思っていて。昔は“AIが提案してくれる”レベルだったのが、今は“自律的に完成させてくれる”。それこそ、特定の大きめのタスクを渡して、仕様さえ整理すれば、バックログを見ながら全部やってくれる。もう、“指示の質”がアウトプットの質に直結する感じですね。

「AIが前提」の組織設計へ

高根沢:
さっきの話を聞いていて思ったのが、“個人の開発体験が進化した”だけじゃなくて、組織の動き方そのものも変わってきてるな、ってことなんですよね。例えば最近、社内でPR(プルリクエスト)作成の自動化を取り入れたり、新しく入ったメンバーがコードから仕様をキャッチアップできるような仕組みが整ってきたり。こういうのって、前だったら考えられなかったスピード感です。

茨木:
あとは“ソースコードが一次情報として一番信頼できる”っていうのが、組織内の共通認識になりつつあるのって強いなって思います。Slackのやりとりとかドキュメントももちろんあるけど、コードを通して仕様がわかるってすごくクリアで。しかも、それをAIが噛み砕いて教えてくれるんだから、属人性の壁をどんどん壊してるなって感じがしています。

ARR100億へ。開発組織の次のフェーズ

東川:
組織全体の話で言うと、アンドドットもいよいよ3期目に入って、“ARR100億”という目標を見据えて動いている中で、開発組織にも大きな転換期が来ていると思っていて。そこについて、どういう戦略で進めているのか、改めて聞きたいです。

茨木:
うちは今、いわゆる“プロダクト創出フェーズ”と“事業化フェーズ”が並行して進んでいる状態なんです。技術検証中のプロダクトを複数持ちながら、その中で芽が出たものをピックアップして、そこに人とお金を集中投資していく。まあやりやりたいことも一気に増えてきて、人もその分一気に今増えてきています。ここらへんはですね、なんか会社全体の戦略みたいなところにも関わっていくので、また別途話したいですね。

東川:
そうだね。ぜひ話ししましょう。たかちゃんはどうですか?

高根沢:
自分が今、一番意識しているのは、“1人当たりの生産性を10倍にする”ことです。ただし、それは労働時間を10倍にするという意味ではありません。月160時間の枠の中で、AIの力を最大限に引き出して10倍のアウトプットを出していきたいです。そうすれば、今の人数でもっと色んなこと、例えば既存のプロダクトに対して、もっとたくさんの機能の追加とかも可能になる。そういうことを当たり前できる組織にしていきたいなって思います。

茨木:
開発だけじゃなくてカルチャーの話にもつながりますよね。無理して頑張るじゃなくて、仕組みとツールを味方にして、賢く生産性を上げていく。それが、うちのチームの目指す働き方だなと思います。

フルスタック × AIで爆速開発。そんな人を待っています

茨木:
今、うちが求めているのは、“生成AIをガンガン使って開発したい人”です。フルスタックエンジニアだともちろん理想的ですが、“なりたい”でも大歓迎。今のツール群を活用すれば、学習スピードも段違いに早いので、フロントエンド出身でもバックエンド出身でも、興味があればどんどんチャレンジしてほしいです。

高根沢:
まさに、“今このタイミングで入るからこそ面白い”。0 → 1のプロダクトが複数並走していて、生成AIの進化も毎月のように更新されている。そんな中で自分の技術力を試したい、爆速でプロダクトを作りたいという人には、最高の環境だと思います

東川:
カジュアル面談──じゃなくて、“カジュアルスクラム”って呼んでるんですが(笑)、ちょっと話してみたいという方がいれば、いつでも大歓迎です。アンドドットの開発組織の“未来志向のリアル”、もっと深く知ってほしいと思ってます

一緒に“爆速文化”をつくる仲間を募集しています

アンドドットでは、生成AIとともにプロダクトを創り上げ、少数精鋭で大きな成果を出す組織を目指しています。AI活用に興味のある方、プレイングマネージャーとして活躍したい方、ぜひ一度お話しましょう!
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