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【AWS】DVA合格記

2021/06/13に公開

はじめに

先日、AWS 認定デベロッパー – アソシエイト(DVA-C01)試験に合格しましたので、忘れないうちにその記録を書いておきたいと思います。

AWS DVA試験とは

AWS DVA試験は、AWSベースのアプリケーションの開発や保守における1年以上の実務経験がある開発担当者を対象としています。
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-developer-associate/

推奨される知識と経験は以下のとおり。
・最低でも 1 つのハイレベルプログラム言語についての深い知識
・AWS の主要なサービス、使用方法および AWS の基本アーキテクチャのベストプラクティスについての理解
・AWS を使用するクラウドベースのアプリケーションの開発、デプロイ、デバッグの実力
・AWS のサービスの API、AWS CLI、SDK を使用してアプリケーションを記述する能力
・AWS のサービスの主要な機能を説明する能力
・AWS の責任共有モデルについての理解
・アプリケーションのライフサイクル管理についての理解
・CI/CD パイプラインを使用して AWS にアプリケーションをデプロイする能力
・AWS のサービスを使用または操作する能力
・クラウドネイティブアプリケーションの基本的な知識を活用してコードに記述する能力
・AWS セキュリティのベストプラクティスに従ったコードを記述する能力 (例: シークレットキーやアクセスキーをコードに記述せず、代わりに IAM ロールを使用することなど)
・AWS 上でコードモジュールを作成し、管理およびデバッグする能力
・サーバーレスアプリケーションのコードを記述する実力
・開発プロセスにおけるコンテナの使用方法についての理解

めっちゃ範囲が広くて難しそうですね..
とはいっても、前提条件はありませんので、誰でも受験することができます。
1000点満点の720点以上で合格ですが、各問の配点は一切公開されません。

学習開始時点のスキルについて

SAA、SOAを直前に取得しました。
AWSの業務経験はありませんが、ネットワークやセキュリティ、運用についての業務経験や知識は持っていました。そのため、SAAやSOAは比較的とっつきやすかったですが、開発系の仕事をしていたのはかなり昔で、最近の開発系の知識がないため、DVAは最も合格には遠い印象を持ちました。

試験日の設定

自分を追い込むため、仮で1ヶ月半ほど先の日程で予約しました。
(勉強を進めるうちに前倒しても良さそうと判断し、最終的にはSOA合格後1ヶ月での受験となりました。)

勉強期間と時間の確保

約1ヶ月間でした。
勉強は主にスキマ時間で確保しており、通勤の電車内や昼休み、寝る前と休日に少々といった感じでした。

使用した参考書や問題集

こちらの参考書を使用しました。
試験対策だけではなく、業務のリファレンスとしても使えそうなクオリティでした。
https://www.amazon.co.jp/ポケットスタディ-AWS認定-デベロッパーアソシエイト-アソシエイト試験ポケットスタディ-山下光洋/dp/4798063401/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=2V9IF9UC3HUHO&dchild=1&keywords=aws+dva&qid=1623590956&sprefix=AWS+DVA%2Caps%2C269&sr=8-2

問題集はこちら
皆さんおなじみkoiwaclubさんのやつですね。
https://aws.koiwaclub.com/

勉強法

上記の模擬試験をひたすら解いて、全ての問題を3周、正解率を9割くらいまで持って行きました。
答えを丸暗記するのではなく、解説(AWS公式ページへのリンク)を読んでその他の選択肢がなぜ間違いなのかということを理解するように務めました。
そもそも問われているサービスが何なのかよくわからない、という場合は、ポケットスタディを読んで理解しました。
皆さんはBlackbeltを参照しているようですが、1つの動画を見終わるのにけっこうな時間がかかるため、私は殆ど見ませんでした。

本番試験について

自宅で受験することもできますが、以下の理由からテストセンターへ出向いて受験しました。

  • 環境(温度や静音性)が整っている。
  • 不測の事態(急な宅配や電話)が起きない。
  • PCトラブルが発生しても対応してもらえる。
  • 試験中でも申し出ればトイレに行ける。自宅受験だとカメラで監視されてて行けないらしいです。
  • 部屋の中を試験官に見せるのが嫌だった。

問題はkoiwaclubさんと類似の問題が割と出たと記憶しています。初見の問題も多かったですが、上での勉強法をやることで答えられたのと、明らかに間違っている選択肢を排除するといった消去法で回答を絞り込むことができました。

全ての問題は70分ほどでひととおり解き終えましたので、残り時間はマークしておいた問題を制限時間10分前まで何度も見直せたためか、合格への手応えを感じることができました。

問われたサービスとしては、CI/CD、認証・認可、サーバーレス、キュー、データベース、StepFunctionsあたりだったと思います。各サービスの特徴や、実際にどうやって使うのかというところまでしっかり理解しておくことをおすすめします。

あと、ところどころで和訳がおかしい問題があるので、違和感をおぼえたらEnglishボタンを押して必ず原文を確認して下さい。

結果

SAA、SOAで慣れているとはいえ、やっぱり最後のアンケート終了ボタンを押すときは緊張しますね。
画面に「合格」の文字を確認できて一安心です。当日は合格か不合格かしか分からず、スコアは後日取得することができます。
スコアは3つの中で最高点(916点)でした。いくつか受けていく中で、知らず知らずのうちにコツのようなものを掴んでいったのかもしれません。

今後

これでクラウドプラクティショナーとアソシエイト3冠を取得したので、次はソリューションアーキテクト プロフェッショナル(SAP)を目指します。

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