Open4

[リッチなExcel / ネットワーク管理] Netboxの使い方まとめ

harrythecodeharrythecode

Netboxとは何か?

NetBoxは元々、リードメンテナであるJeremy Stretchが2015年にDigitalOceanでネットワークエンジニアとして働いていた時に、ネットワークのプロビジョニングを自動化する取り組みの一環として開発されました。新しいツールの可能性を認識したDigitalOceanは、2016年6月にオープンソースプロジェクトとしてリリースすることに同意しました。

https://docs.netbox.dev/en/stable/introduction/

で、何するやつなの?

分かりやすく言えばネットワークに関係する全てのモノに対して値を設定してWEB経由で管理できる、というもの。ネットワーク構成管理をエクセルでやっているのであれば、それが少しリッチになって使いやすくなったウェブ版だと考えてもらえれば良いです。

harrythecodeharrythecode

使い方を知りたい

以下のYoutubeチャンネルがまとまっていてオススメです。

https://www.youtube.com/playlist?list=PL7sEPiUbBLo_iTds-NV-9Tu05Gg2Aj8N7

困ったこと

各言葉の定義が人によって解釈が異なるので、共通認識をあらかじめ作っておかないと中身がカオスになります。

例えば、リージョン(地域)を設定する際に「どの粒度で地域とするか」は人によって異なります。

ある人は世界大陸ごと、ある人はタイムゾーンごと、またはたある人は日本の都道府県、と言ったように好き勝手な解釈ができ、登録する値に制限はありません。

そこで本記事では一般的にこれなら使えるだろうなぁ、というグローバルな目線での解釈で色々と設定していきます。

harrythecodeharrythecode

各言葉の定義と設定する値

項目 説明 設定例
リージョン(Regions) 地理的なエリアを指します。これは、国、州、都市、またはその他の地理的なエリアを表すことができます。例えば、"APAC"、"EMEA"、"US West"などがリージョンとして設定されることがあります。 "APAC"、"EMEA"、"AMER"などの地理的なエリアを設定します。
サイト(Sites) 物理的な場所を指します。これは、データセンター、オフィス、またはその他の物理的な場所を表すことができます。例えば、"Tokyo Data Center"、"London Office"などがサイトとして設定されることがあります。 "Tokyo Data Center"、"London Office"などの物理的な場所を設定します。
ラック(Racks) ネットワーク機器やサーバーなどの物理的な機器を収納するためのラックを指します。 "Rack1"、"Rack2"などのラックを設定します。
テナント(Tenants) 特定のリソースを使用するためのユーザー、グループ、または組織を指します。これは、クラウドサービスプロバイダーの場合、顧客を指すことが多いです。 "Customer1"、"Customer2"などのテナントを設定します。
デバイス(Devices) ネットワーク機器やサーバーなどの物理的な機器を指します。 "Router1"、"Switch1"などのデバイスを設定します。
接続(Connections) ネットワーク機器やサーバーなどの物理的な機器を接続するためのリンクを指します。 "Link1"、"Link2"などの接続を設定します。
IPAM(IP Address Management) IPアドレスの管理を指します。これは、IPアドレスの割り当て、追跡、および管理を行うための機能を提供します。 "192.168.1.0/24"、"10.0.0.0/8"などのIPアドレスの範囲を設定します。
VPN(Virtual Private Network) セキュアな通信を確立するための仮想的なネットワークを指します。 "VPN1"、"VPN2"などのVPNを設定します。
仮想化(Virtualization) 物理的なリソースを仮想的なリソースに分割する技術を指します。 "VM1"、"VM2"などの仮想マシンを設定します。
サービス(Services) ネットワーク機器やサーバーなどの物理的な機器が提供する機能を指します。 "Web Server"、"Database Server"などのサービスを設定します。
ユーザー(Users) システムを使用するための個々のユーザーを指します。 "User1"、"User2"などのユーザーを設定します。