[個人用]AI コーディングエージェントまとめ
ディレクトリによって node バージョンが一致しなくてたまにインストールし直すことがあるのでメモ。
使っているエージェント(よく使う順)
| CLI 名 | インストール | 全てを、委ねよ |
|---|---|---|
| Claude Code | npm i -g @anthropic-ai/claude-code |
claude --dangerously-skip-permissions |
| Codex CLI | npm i -g @openai/codex |
codex --sandbox danger-full-access |
| GitHub Copilot in VSCode | N/A |
settings.json に "chat.tools.global.autoApprove": true
|
| GitHub Copilot CLI | npm i -g @github/copilot |
|
| Gemini CLI | npm i -g @google/gemini-cli |
GitHub Copilot CLI
- VSCode の Copilot 拡張の Agent モード と同じ機能なのかと思ってるのだけど、同じアカウントを使用しても、使えるモデルが違う(CLI では一つも使えない)、謎。尚、Copilot Business 契約にて。
- Copilot Business を契約してるのでプレミアムリクエストは300/月。昨日から丸一日ガッツリSpec駆動開発して30%消費(Copilot Agent x Sonnet4.5)。
3〜4日で使い切ると思うけど、codex や claude code の ”バックアップ”としてはまあ使えるかな。- 「丸一日ガッツリ」といっても6〜8h なので、夜間もぶん回したいとか、並列で何個も仕事させるとかなら全然足りないと思う。
- Copilot Pro+($39/月) のプレミアムリクエストが1500だから、毎日ガッツリでなければ1ヶ月保つかも。足りなくなったら追加購入でも $200/月 よりは安く済むか。個人ではこれでよいかも。
気をつけた方がよいこと
1. できるだけ「セオリー」に従う
どれだけ固有のルールを指示しようと、LLM が学習している「セオリー」を選択してしまうことがある。
「このプロジェクトの開発用ブランチは develop_2025 だから、プルリクはここに送ること」と指示していても、100回に1回くらいは develop へプルリクエストを送ってしまう。
セオリーに従い、 develop を使うよう社内ルールを変えるか、確実に develop_2025 へプルリクを送るように、送り先を固定した MCPサーバー や Claude Skills を作って使わせることが必要。
2. 人間が混乱することは AI も混乱する
いやただの ambiguous なルールなんだが。
弊社の RDB テーブル設計ルール?で、
- 必ずサロゲートキー列を持ち、その列名は
idとする - 業務キー列も持ちその列名は
xxxx_idとなることが多い(例: 顧客ID ならcustomer_id)
がある。
このときに「顧客マスタテーブル( m_customer )のID」も「顧客マスタテーブルの業務キー」も同じ m_customer_id で表されることがあり、人間もAIも区別が付かない。
サロゲートキー列名を sid など、明確に衝突しない固有名称にすべきだった。
使っている MCP サーバー
| MCPサーバー名 | 機能 |
|---|---|
| Serena | プロジェクト内ソースコード群の索引を提供 |
| Kiri | プロジェクト内ソースコード群の索引を提供 |
| Chrome DevTools MCP | Web アプリのデバッグ補助など |
|
|
Serena
AIエージェントが Tool を使ってソースコードを1ファイルずつ読んで目的を達成するのは非効率。
プロジェクト全体の “索引” を提供してくれるのがこの Serena MCP Server 。
Kiri
目的は Serena と同じと思われるが、duckDB へインデクシングするらしい。しばらくの間、 Serena の代わりに使ってみよう。
KIRIはMCP(Model Context Protocol)サーバーであり、Gitリポジトリからインテリジェントにコードのコンテキストを抽出する機能を提供します。コードベースをDuckDBにインデックス化し、LLM(大規模言語モデル)が関連するコードスニペットを効率的に見つけるためのセマンティック検索ツールを公開しています。
Chrome DevTools MCP
AIエージェントが Chrome ブラウザ上で直接ウェブページをデバッグできるようにする MCP。
Backlog (Cloud Skills へ移行)
課題管理と git repo に Backlog を使っているので、同MCPサーバーにて、課題の読み取り、ステータスの変更、プルリクエストの作成などをさせていた。
現在は それらを行う Claude Skills を自作して Claude Code にそのスキルを与えている。他のエージェントでは未対応。
MCPサーバーは、Backlogの全API機能を網羅していると思うのでやれる事が多すぎる。AIが意図しない機能を使わないように、必要な機能だけを Skills として実装した。
具体的な設定例
Claude Code
ユーザー設定に、全プロジェクトで使用されるように記述しちゃってる。
~/.claude.json に以下を記述。
{
// 以上省略 //
"mcpServers": {
"serena": {
"type": "stdio",
"command": "uvx",
"args": [
"--from",
"git+https://github.com/oraios/serena",
"serena",
"start-mcp-server",
"--context",
"ide-assistant"
],
"env": {}
},
"kiri": {
"command": "npx",
"args": [
"kiri-mcp-server@latest",
"--repo",
".",
"--db",
".kiri/index.duckdb",
"--watch"
]
},
"chrome-devtools": {
"type": "stdio",
"command": "npx",
"args": [
"chrome-devtools-mcp@latest"
],
"env": {}
}
},
// 以下省略 //
}
VSCode (2025.11.12〜)

VSCode の設定で、他の AIエージェントの MCP 設定を読んでくれるオプションがあった。
ここで Claude Code が選択できたら完璧だったが、残念ながらなし。
代わりに ~/.claude.json の mcpServers を切り取ったファイルを ~/.cursor/mcp.json に置いておくことにする。Cursor は使ってないんだけどね。
VSCode (古い)
Mac なので ~/Library/Application Support/Code/User/mcp.json に以下を記述。
{
// 以上省略
"servers": {
"serena": {
"type": "stdio",
"command": "uvx",
"args": [ "--from", "git+https://github.com/oraios/serena", "serena", "start-mcp-server", "--context", "ide-assistant" ]
},
"kiri": {
"type": "stdio",
"command": "npx",
"args": ["kiri-mcp-server@latest", "--repo", ".", "--db", ".kiri/index.duckdb", "--watch"]
},
"chrome-devtools": {
"type": "stdio",
"command": "npx",
"args": [ "chrome-devtools-mcp@latest" ]
}
}
// 以下省略
}
(つづく)
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