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大阪リージョン開設記念!関西弁で学ぶクラウド

2021/03/13に公開

登場人物

社長   : 町工場の3代目。引き継いだ会社を守るため日々奮闘している。
オイちゃん: 町工場に出入りしているSE。クラウドエンジニアに憧れている。

東大阪の某所にて

社長   : オイちゃん、そういえば「大阪リージョン」ってのが出来たらしいなあ。

オイちゃん: 社長さん、もうご存じなんですね。流石です。AWSのデーターセンターがこの大阪に開設されたんですよ。

社長   : エーダブューエスー!?って横文字を使わないで、分かりやすくいってくれよ。

オイちゃん: 海外の会社なんですから、しかたありまへん。社長さんだってアマゾンで買い物しはるでしょ。そのアマゾンが始めたクラウドサービスの会社Amazon Web Servicesの頭文字です。

社長   : それそれ!なんや最近、クラウドってよく聞くけどそもそも何やねん。

オイちゃん: 初期費用なし、従量課金で使えるインターネットのサービスのことですね。例えばですね、私がメンテナンスさせていただいているこのサーバー、もし1台追加で購入したい場合、注文いただいて納期を交渉して、と色々と大変ですよね。

社長   : あー、あの時はほとんどお任せしていたけど、大変やったなあ。

オイちゃん: 工場で動く機械をインターネットに繋いでいいのか、って事は空にほうり投げておきますけど、原理的には可能な話なんですよね。EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)を使えば、夜に工場を稼働させない時は料金を払う必要がないようにEC2を停止する設定も可能です。従量課金の良い所ですね。

社長   : ここ最近、暗い話題が多いし、何か出来んかなあ。でも大会社みたいな大金を積んだ派手な事は出来んしなあ。はぁー。

オイちゃん: 例えばIoTなんかどうです。工場内の温度を目視確認されているようですけど、センサーをつけて自動で測定・記録できるようにしたり。現場を見る事は大事ですけどね。
また、Amazon Alexaを絡めるのも良いかもしれませんね。音で操作する、非接触なのが従来にないポイントです。手袋をしたまま操作できるからと、Alexaで機械を停止できるようにした工場もあるそうですよ。
リモコンを触らなくて済むように、食堂のクーラーをEchoで操作できるようにする事から始めてはどうでしょうか。

社長   : 色々と創意工夫できるんやな。オイちゃん、頼りにしているで。

オイちゃん: 社長の頼みとあれば安くさせていただきます。

社長   : せっかく褒めたのに、やっぱり金取るんかいな。

オイちゃん: エンジニアの仕事は、「初期費用なし」にはなりません。

社長・オイちゃん:お後がよろしいようで。

感想

似非関西弁ですんません。かなり脱線していますが、雰囲気だけでも伝われば幸いです。

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