プロジェクトを進める際に意識している3つのこと
こんにちは!アルダグラムでエンジニアリングマネージャーとなったやすです。
今年の1月から品質管理チームのマネージャー、4月からセールスエンジニアチームのマネージャーを担当することになりまして、3つのチームのマネージャー的ポジションで業務を行っています。
開発チームのリーダーから、品質管理やセールスエンジニアチームも担当するようになり、新たなチャレンジが増えました。
品質管理(QA)やセールスエンジニアといった職種には土地勘がないので、物事を進めるにもわからないことだらけです。
しかし、事業は進んでいくので、わからないことが多い中でプロジェクトが円滑に進行するために、状況を整えることが求められます。
プロジェクトを進めるために、こういったことを意識して進めているということをアウトプットしようと思います。
意識している3つのこと
① 必要な知識・情報を集め整理し、共通認識を持つ
立ち上げ期のプロジェクトでは、前提知識をステークホルダーが得ることに注力します。
例えば、等級定義を改定するプロジェクトでは、一般的な企業での等級定義やスキル分類などを整理することで、同じ視点を向いて議論ができるように工夫を行います。
社内の情報は Notion, GoogleDrive, 顧客管理ツール などに散らばっています。情報を整理し可視化することで、誰もが必要な情報を取得することができると考えています。情報の格差を減らし、全員が同じ理解を持てることようにすることが重要です。
新たな企画を行う際など、自分の知識が足りない際は ChatGPT などを利用し、全体像の把握を行います。例えば、ドメイン知識の少ない企画を担当するときなどは、関連するプロダクトや業界の用語・業務フロー・トレンドなど会話をしていく上で必要な事前知識を取得します。
特に自分の土地勘のない職種に関するプロジェクトに関しては、事前にこのように動くだろうという仮説を立てて柔軟に動ける準備をします。
② 自分の立ち位置を見定める
中間管理職のプロジェクトの立ち位置はさまざまです。
主にプロジェクトで自分が意思決定を行う役割なのか、それともサポートに徹するべきかを明確にすることが重要です。
例えば、事業・上層の部署の方針を決めるプロジェクトでは自分は作業者として手を動かすことでプロジェクトに貢献します。
自分がマネージャーをしている部署では、それぞれのプロジェクトの方針の確認と調整を行います。プロジェクトをリードする人を明確にすることで、オーナーシップを持って進めれる状態を作ることを目指します。
複数の部署が絡むプロジェクトでは、それぞれの立場の人が議論をできるような情報を提供し、進行に努めることが多いです。
全体的に意識をしているのは、他の人の仕事が止まらないように意識をすることです。
自分がボトルネックにならないよう、情報提供やタスクの調整を迅速に行います。
③ 意思決定を行う関係者を集める
ある程度情報が集まっていたり、複数の部署が絡むプロジェクトの最終的な決定は担当者レベルで話していても並行線に行うことが多いです。
適切な落とし所を見つけた上で、関係者が建設的な議論を行えるよう、ミーティングの目的を明確にし、必要な情報を事前に提示します。
アジェンダを事前に共有し、関係者が準備を整えた上で意思決定の場に臨めるようにしています。
会議の目的をディスカッションにするか、決定する場にするかを明確にすることが重要です。
決定する場でディスカッションが続いてしまうと、議論が長引いて結論が出ず、プロジェクトのスケジュールが遅れてしまうことが多いです。
終わりに
プロジェクトを進行・成功させていく経験も乏しい中で、どのようにしたらうまくいくかを考え続けることが大事だと感じています。
うまくいかないことも多いですが、常に改善をする姿勢が重要であり、それがプロジェクトの成功につながると信じて、日々行動をしています。
さまざまな人と協力しながら進めるのは、難しいところも多いですが、日々多くの学びがあり、成長を感じることができます。
より円滑にプロジェクトを進めれるように組織全体で成長し続けていきたいと考えています。
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