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Material-UI AccordionのデフォルトのTransitionを無効化する
こんにちは。アルダグラムの松田です。
担当プロジェクトのフロントエンドでは、ReactのMaterial-UIを使用しています。
UI/UX向上のため、ライブラリのComponentを利用しつつ、適宜カスタマイズしてます。
本稿は、その取り組みの一環を記載したものです。
概要
Material-UIのAccordionでは、開閉時にデフォルトでcollapseのTransitionが適用されます。
しかし、他のTransitionを適用したり、展開時にローディング表示を実施する、などといったケースで、そのデフォルトの挙動が望ましくない場合もあります。
解決方法
AccordionのTransitionProps
のtimeout
を0に設定します。
これにより、Accordionが開閉する際のTransitionが即座に完了し、結果的にTransitionが無効化されます。
サンプルコード
import { useState } from 'react'
import {
Accordion,
AccordionDetails,
AccordionSummary,
Box,
Button,
Fade,
Zoom
} from '@material-ui/core'
export const App = () => {
const [expanded, setExpanded] = useState(false)
return (
<Accordion
expanded={expanded}
TransitionProps={{ timeout: 0 }} // Transitionのtimeoutを0にすることで即時開閉する
style={{ height: 200 }}
>
<AccordionSummary style={{ background: '#eee', height: 100 }}>
<Button onClick={() => setExpanded(!expanded)}>SUMMARY</Button>
</AccordionSummary>
<AccordionDetails style={{ background: '#ddd' }}>
{/* 開閉時のTransitionが実質無効なため、Details内で別途Transitionを実行しても干渉しない */}
<Fade in={expanded} timeout={1000}>
<Box>detail item 1</Box>
</Fade>
<Zoom in={expanded} timeout={1000}>
<Box>detail item 2</Box>
</Zoom>
</AccordionDetails>
</Accordion>
)
}
表示例
まとめ
Material-UIのAccordionのデフォルトのTransition
を無効化するには、TransitionProps
のtimeout
を0に設定する、という手法が簡単です。
無効化することで、開閉時に複雑なカスタマイズ表示を施しやすくなります。
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