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iOS Distribution Certificate の更新方法

こんにちは!

株式会社アルダグラムの渡辺です。

今回は 年に1回更新しなければならない Distribution Certificate の更新方法について書いていければと思います。

背景

アルダグラムでは KANNA というアプリを iOS と Android で提供しております。
https://lp.kanna4u.com/

その中でも iOS のアプリを公開するにあたって必要になってくるのが Distribution Certificate です。

Distribution Certificate は期限が決まっており、期限がきれると Production と Development ビルドができなくなります。

またこの作業自体が年に1度しか行わないため手順を忘れやすいのでこのブログに手順を残しておきたいと思い書かせていただきした。

前提条件

  • アルダグラムでは fastlane で証明書の管理を行なっております
  • fastlane を使っていない場合は少し手順が異なる場合があります
  • 本手順は Mac で行います
  • windows の場合は手順が異なるかもしれません

手順

  1. Mac のキーチェーンを起動します

  2. キーチェーンのキーチェーンアクセスから「証明書アシスト」から証明局から証明書を要求を選択します

  1. 証明書情報入力フォームが出てくるので項目に沿って入力して「続ける」を押下します

  1. 上記で作成した証明書を App Developer の Certificates から 2 種類の Certificate を作成します

  1. Certificate が作成できたら、期限が切れる Certificate を削除します

  2. 作成した Certificate を fastlane に反映します(ここからは fastlane を利用している場合の手順です)

    a. ターミナルで対象の App プロジェクトの ios ディレクトリへ移動します

    b. 下記コマンドで古い Certificate を fastlane から削除します

    $ fastlane match nuke development
    $ fastlane match nuke distribution
    

    これにより ご自身のGit の apple-certificates プロジェクトから古い Certificate が削除されます

    c. 下記コマンド作成した Certificate を fastlane に反映します

    $ fastlane match appstore
    $ fastlane match adhoc
    $ fastlane match development
    

    これにより apple-certificates プロジェクトにファイルが新たに作成されます

  3. Xcode で反映した Certificate をダウンロードする

    a. 設定のアカウントに「Download Manual Profiles」があるので押下する

これで Production と Development でビルドができるようになりました!

最後に

年に1度しか行わない対応なので手順を忘れやすいかつ失敗するとビルドができなくなる恐怖と闘いながら証明書を更新しました。

今回ブログに手順を載せたので来年は安心して更新ができると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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