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Raspberry Piによるクラスター構築(DataDog編)
「Raspberry Piによるクラスター構築(Ansible + k3s編)」の続き。
前回のAnsibleでのk3sのインストールに続き、DataDogの設定を行い、Raspberry Piクラスターの監視を行う。
DataDogアカウントの作成
DataDogのアカウントがなくては始まらないので、DataDogのサイトに行き、右上の「無料で試す」からアカウントを作成する。登録にクレジットカードは不要で、2週間はフルの機能が使え、2週間経った後も5台までは無料ということから、今回のRaspberry Pi 4台は無料の範囲で使える。(そもそも、Raspberry PiはIoTデバイス扱い)
今回は無料の範囲内の話ですが、個人的にはいいサービスにはお金を払うべきだと思っています。
APIキーの取得
- ログインしたら、左下のTeamを選択し、
- 上のタブからApplication Keysを選ぶ。
- +New Keyボタンを押し、APIキーを作成する。
AnsibleによるDataDog Agentのインストール。
DataDogからansible用のrole(DataDog/ansible-datadog)が公開されているので、Ansible Galaxy経由でインストールする。
前回作成したk3s用のAnsibleディレクトリーのトップで(あるいは、コピーをとってrolesの中を空にしてから)
ansible-galaxy install datadog.datadog
roles/datadog.datadog
にダウンロードされる。
DataDog用のプレイブック datadog.yml
を次のように作成。
---
- hosts: k3s_cluster
become: yes
roles:
- datadog.datadog
vars:
datadog_api_key: "YOUR_DATADOG_API_KEY"
datadog_agent_flavor: "datadog-iot-agent"
YOUR_DATADOG_API_KEY
は上記「APIキーの取得」で作成したもの。
作成したプレイブックをプレビジョンする。
ansible-playbook datadog.yml
DataDog Dashboard
DataDogへ行き、左のメニューからDashboards > Dashboards listを選ぶ。
プリセットされたダッシュボードのSystem - Metricsを開くと、次のようなダッシュボードを見ることができる。
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