非常に能力の高い人間が作った有難すぎるFormsというサービスの分岐機能を使わない人間に反省を求める存在意義のほぼないFormsを作った
こんにちは.
Zenn をはじめよう! そういう気分になったので,書いてみます.
内容はタイトルのとおりです.分岐機能を使おうというだけの記事です.
ところで,我々のようなプログラマやパソコン大好き人間の九割,いえ九割九分よりも,能力の高い Google や Microsoft の社員が作った,ウェブ上で動いたり動かなかったりする,ありがたいソフトウエアがたくさんありますね.我々はその恩恵に与っています.ですから,我々使用者は,そのソフトウエアの開発者に対し,敬意を示すため,そのソフトウエアを最大限活用することが求められています[1].
しかし,デジタルネイティブだろうが,そうでなかろうが,最大限活用できていない人間がたいへん見受けられます[2].私はそういうのを見ると無知の無知,しかたがないと,苦虫を噛み潰し飲み込んで,水をがぶ飲みして,無視しているのですが,そろそろ耐えきれないことがひとつあります.
Forms で,こういうの見たことありませんか.
これは,大変よろしくないと思うのです.
理由としては先程の「開発者への敬意」を示せていない点もあります……が,そうではない点にも普通に大問題があります.
アンケートを実施する側としては,条件に当てはまる質問には,もれなく全て答えてほしいはずです.逆に,条件に当てはまらない質問には,もれなく全て答えてほしくないはずです.そうでしょう?
でも,今の一般的な人間は,活字を読めなくなってきています.長い文章は読めないし,短い文章ですら読めない人間が結構な割合で存在する,という傾向すらみられます[3].ですから,このように,アンケート回答者が条件を読み逃すことにより,答えるべき質問に答えない,あるいは答えるべきでない質問に答えるという問題が,非常に多いことが容易に想像できます.これでは,質の高いアンケート結果を得る事ができません.
もちろん,次のように,人為的なミスを極限まで減らすこともできます.
とはいえ,このように選択肢を構成した場合の集計データは,非常にデータとしては読みづらいものになるでしょう.私は,Forms の良い点として,わざわざ Excel などの表計算ソフトで出力しなくても簡易的な円グラフや棒グラフなどを出力してくれる所にあると思っています.スクリーンキャプチャ[4]をしただけで簡易的なスライド資料にできます.
ですから,このような解答欄も,望ましくない.であれば,Google の社員が作ってくれた分岐を使いましょう.この便利機能を使わない意味がありません.Forms 作成の手間より,データの質を重視すべきです.これは紛れもない事実でしょう.
ということで,このように分岐機能を世の中に広めるために,分岐機能を使わない人間を反省を求める Forms をつくりました.このような人間に,送りつけてあげてください.
また,Google Forms を使っていない人間にも有効的な,Microsoft Forms 版も作っています.どうぞ,職場の気になるあの人に,送りつけてみてください.
ただし,注意があります.
- 「知っていたら使っている」という前提で構成されている
- 「知らない人」のうち次のような場合は反省を要求しない
- 「作ったことがない」人
- 「分岐機能があるなんて思いもしなかった」人
- 「知らない人」のうち次のような場合は相当な罵倒をしている
- 「調べるのが面倒」で「反省しない意思を示した」人
ですから,会社の怖い上司に送りつけるなどということは,私としては推奨いたしません.あくまでもジョークとして受け止めることのできる人間に対し,送りつけることを推奨いたします.
ちなみに,これら Forms のリンクは報告不要でご自由にお使いください.著作権なんて高尚なものはこんなジョークリンクにございません.どんどんネットの海に放ってください.
ところで,この記事はだいぶ冗談めかしていますが,この問題はもうちょっと知れ渡るべきだと思っています.私よりよほど影響力のある人間が,この問題を提起し,日本中で分岐機能を用いるのが当たり前になることを願って,この記事の締めとします.
2025年6月7日
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