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Windows11 でバージョン 23H2 から 24H2 にアップデートできなかったはなし

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要約

Windows11 の Windows Update で Windows11 の最新バージョンに更新ができない場合、
設定 -> Windows Update -> 詳細オプション -> オプションの更新プログラム
を確認して、その中の必要なものを適用すると Windows Update で Windows11 の最新バーションへの更新が可能になる場合がある。

イントロダクション

Windows10 のサポート期限が10月に迫っています。
これまで Windows10 で運用していた PC を Windows11 にアップデートしたところ、 Windows11 のバージョン 23H4 となり、 Windows Update で 24H2 が配信されないトラブルに遭遇しました。
私が遭遇したケースの原因と解決方法を共有します。

環境は以下の通りです。

PC型番: HP envy x360 (13-ar0xxx)
CPU: Ryzen 7 3700U
RAM: 16GB
ストレージ: 512GB(SSD)
Windowsエディション: Windows10 HOME -> Windows11 HOME

症状

Windows10 の Windows Update 経由で Windows11 にアップデート後、 Windows11 上の Windows Update で 更新プログラムのチェック を何度押下しても 24H2 の更新を取得することができませんでした。

原因と解決方法

私の環境(Windows11 HOME 23H2)では、
設定 -> Windows Update -> 詳細オプション -> オプションの更新プログラム
に、

.NET Framework 3.5用の2025-04累積的な更新プログラムのプレビューと x64 (KB5056580) のWindows 11, version 23H2 用の 4.8.1

という更新が隠れており、こちらをインストールしたところ、 Windows Update 上で 24H2 の更新プログラムを取得・インストールすることができました。

まとめ

Windows11 のバージョン 23H2 から 24H2 に更新できない場合のチェックポイントの一つとして、 Windows Update の オプションの更新プログラム の確認があります。

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