Zennが「私にとって」超便利な理由
はじめて技術系の記事ではない文章をZennに投稿します。
技術とはなにか?〜エンジニアとプログラマ、コーダーの違いを考える〜
この文章書いていて「技術」とはなんだろうと思った(まだ一行しか書いていないが…)。私の出身学類(多くの大学の学部に当たる)では、「エンジニアリングとはサイエンスに立脚したものを指す」と習った。この定義は、徳島大学工学部でも同じようである[1]。ところで、技術とは英訳するとart、technique、technical skillらしい[2]。じゃあTechnologyは何かというと科学技術、応用化学、専門用語だそうだ[2:1]。Engineerは工学家、技術者、技師[2:2]とある。これらのことから、私はエンジニアは「自然科学の学術的な知識と経験を有し、ソフトウェアやハードウェアを設計、開発、運用できる人間」のことを指し、プログラマは「ソフトウェアやハードウェアを設計、開発、運用するための技術(skill)や経験、知識を持ち、それらを利用できる人間」のことを指し、コーダーについては「指示通りにプログラムを書くことが出来る人間」のことを指すと思っている。
したがって、私が主張したいのはWebエンジニアと名乗っている人が、果たして、その肩書に値するほど、自然科学の知識を有しているのかというのを問いかけたいということである。多くの場合Webプログラマなのではないか…
私がZennが超便利だと思うのは、上のように書きながら疑問に思ったことを調べて、考えて、文章にまとめたい人間だからです。Zennに書く内容は、大体が自分にとって初めてのことなので、言葉の意味もよく分からないまま、突き進んでしまいます。その様な躓きポイントは、恐らく僕以外の誰かも経験していることなのではないでしょうか。この背景から私と同じところで疑問に思った人のために、その疑問箇所を簡単な意味であれば注釈として、少し掘り下げないといけない場合はアコーディオンで表示したかったのです。「今までのmarkdownでも途中で書いちゃえば?」となるかもしれませんが、それをしたくないのは、多くの場合、豆知識的なものは書きたい記事の本質から脱線する内容だからです。
今までの技術系のブログサイト(?)には、この様な機能がなかったように思いますし、このようにmarkdown likeに書けるのは非常に便利だなと思います。
出版はされていないですが、以前、講義用に教本を作ったことがあり、以下のように
LEDの抵抗値の決め方は?〜本当に100Ωで良いの?〜
LEDの抵抗は電流制限抵抗と呼ばれるものです。LEDの抵抗値を0と仮定すると
V = IR
より、I(電流)が無限に流れます。これではLEDが焼けてしまいます。
今、LEDに0.03Aほど流したいとき、3.3Vをかけるとすると。
R = 3.3 / 0.03 = 110[Ω]
よって、100Ωは妥当な値と言えるでしょう。
雑学なようなものを入れるのに、苦労しました。特に回路関係は数式も含まれて、ページの下部に少し書けばいいというものでもないので、このように展開してくれるのは非常に書きやすいです(考えなくて書けます)。
今日はこの記事を書いていて、感動していたので、記事にしてみました。
今後は、Zennで本の出版にもチャレンジしてみたいなと思っています。
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