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ダニング=クルーガー効果は実在するのか
能力の低い人ほど自分の能力を過大評価する
ダニング=クルーガー効果という話
- 「能力の低い人ほど自分の能力を著しく過大評価する傾向がある」
- 「能力の低い人は、ただ何かをする能力が低いというだけでなく、自分の能力の低さに気づく能力も低い」
あらためてよく考えると、なにか引っかかりを覚えるなあと。
なんとなく、神さま視点で結果を後付け評価しているような……。
会ったことも見たこともないが、GAFAMにはソースコードを頭から書き下してエラーなしにパスさせるような人がいるらしい。
そういう人たちがいっぱいいる環境での「能力評価テスト」というものはどういうものになるだろう。
全然想像ができない。
きっとそのときはわたしも「低評価のグループ」になるんだろう。
ダニング=クルーガー効果は、よく「自己認識能力の欠如」と言われるが、どっちかというと「上位領域への無理解」なんじゃないか。
実験で「優秀なグループ」だったものだって、そのテストがより高度・広範囲なものであれば、下位のグループと近くなるのでは。
問題領域について広く知っているから、高い得点を取れるし、評価も正確になる。
問題領域について簡単なところしかしならければ、得点はとれないし、評価も不正確になる。
そうすると、ダニング=クルーガー効果というのは「成績の良い人も悪い人もいる」ということしか言ってないのでは?
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