LatticeQCD.jl の使い方 (ミニマル)
以下は、Juliaup を使用して Julia をインストールし、その上で LatticeQCD.jl を実行するための詳細な手順です。特に、初心者向けの設定方法についても説明します。
1. Julia のインストール
Windows の場合
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Microsoft Store からのインストール:
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Windowsユーザーは、Microsoft StoreからJuliaをインストールできます。 -
Microsoft Storeを開き、検索バーに「Julia」と入力し、表示されたJuliaアプリをインストールしてください。
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macOS および Linux の場合
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ターミナルを開く:
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macOSでは「ターミナル」、Linuxではお使いの端末エミュレーターを使用します。
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Juliaup のインストール:
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以下のコマンドをコピーしてターミナルに貼り付け、実行します。
curl -fsSL https://install.julialang.org | sh -
インストールが完了したら、ターミナルを再起動し、以下のコマンドで Julia が正しくインストールされたことを確認します。
julia --version -
バージョン情報が表示されれば、インストールは成功です。
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2. LatticeQCD.jl のインストールと実行
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Julia の起動:
- ターミナル(またはコマンドプロンプト)で
juliaと入力し、Enterキーを押して Julia の REPL(対話型シェル)を起動します。
- ターミナル(またはコマンドプロンプト)で
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パッケージモードへの切り替え:
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REPL上で]キーを押して、パッケージモードに入ります。プロンプトがpkg>に変わります。
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LatticeQCD.jl のインストール:
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以下のコマンドを入力し、
Enterキーを押してLatticeQCD.jlをインストールします。add LatticeQCD -
インストールが完了したら、
Backspaceキーを押してパッケージモードを終了し、通常のjulia>プロンプトに戻ります。
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LatticeQCD.jl の使用:
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以下のコマンドを入力して、
LatticeQCD.jlを使用可能にします。using LatticeQCD
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シミュレーションのパラメータファイル作成:
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ウィザードを起動して、シミュレーションのパラメータファイルを作成します。
run_wizard() -
ウィザードが起動したら、初心者向けの設定を行うために「simple mode(簡単モード)」を選択します。
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simple modeでは、基本的な設定のみを行い、デフォルトのパラメータでシミュレーションを開始できます。 - 各プロンプトで
Enterキーを押すだけで進行できます。
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シミュレーションの実行:
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パラメータファイル(例:
my_parameters.jl)が作成されたら、以下のコマンドでシミュレーションを開始します。run_LQCD("my_parameters.jl") -
シミュレーションが開始され、進行状況が表示されます。
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3. 結果の確認
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シミュレーションが完了すると、以下の物理量が計算されます。
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pioncorrelator: π中間子の2点相関関数。 -
plaq: グルーオンのエネルギー密度(Plaquette)。 -
poly: 閉じ込めの秩序変数(Polyakov loop)。
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これらの結果は、
measurementsディレクトリ内のテキストファイルに保存されます。
詳細や最新情報については、公式リポジトリをご参照ください。
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