メカニカルキーボード「Keychron K3 V2」をカスタマイズした話
去年の暮れ、ふいにキーボードを変えてみようと思い始めた。
今まで使っていたのは、「ロジクール K835GPR」という有線のメカニカルキーボードだったが、使っているうちに不満が出てきた。
具体的には
1. 音が大きい(キーンという甲高い音がする)
2. キーストロークが高すぎて指がぶつかる
大きさはちょうどよく、メカニカルらしい打鍵感もあり、なかなか気に入っていたが、自分的には2のデメリットが大きく、仕事に支障も出てきたので新しいものを使うことにした。
「Keychron K3 V2」を購入
有名なメカニカルキーボードはたくさんあるが、今回欲しいのはキーストロークが浅めで高速な入力が可能なもの。
もともとノートPCのような、キーストロークが浅いものを使っていたので、どうしてもそっちの方が使いやすい。
いろいろと探してみたところ、いちばんしっくりきたのは「Keychron K3 V2」(日本語配列・青軸)だった。Bluetooth対応のモバイル用だが、自分にはこれくらいコンパクトな方がいい。
早速、購入して一ヶ月ほど使ってみた。
「Keychron K3 V2」のメリット
使ってみた最初に驚いたのは音の小ささだった。ロジクールの方は非常に大きな音がしたが、「Keychron K3 V2」は青軸なのに非常に静かなのだ。
それでいて、メカニカルらしい打鍵感もあり、タイプしやすい。キーストロークも浅いので、高速に入力しても指がキーにぶつからず、軽いタッチでサクサクと入力できる。
自分としては指を高く持ち上げる必要がないので、手が疲れにくくなり、長時間の作業も快適になった。やはりキーボードを変えてよかったと思った。
「Keychron K3 V2」のデメリット
最初のころの不満は「ライト」。かなり派手に光るので、すぐに消すことにしたが、FNキー&ライトキーを常に押さねばならず、少々面倒に感じた(※後にライト設定で控えめな光方に変えられることを知る)。
そしてしばらく使って感じたのは、余計なキーがあること。
特にキーボードの右端にある「←」キーを押す際に、その右にある「Page UP」キーにぶつかって押してしまい、ページの上部に勝手にジャンプしてしまうことがあった。
さすがにこれでは仕事で使えないので、自分なりにカスタマイズすることにした。
「Keychron K3 V2」のカスタマイズ
「Keychron K3 V2」は他社製のアプリでキーの配置を変えられるようになっているようだったが、今回は配置を変えるのではなく、隣のキーをぶつからないようにすることが目的。
そこで、公式サイトSUPER KOPEK (https://superkopek.jp/collections/keycaps) で「Keychron K2用キーキャップセット」(※K3よりも高さがある)を購入し、あえて「段差」をつけることにした。
具体的には「←」キーを「Keychron K2用キーキャップ」に入れ替えて高くし、隣の「Page UP」キーにぶつからないようにした。こうすると、たしかに「←」キーだけを押せるようになり、勝手にページジャンプしてしまうことがなくなった。
ただし、Enterボタンだけは「Keychron K2用キーキャップ」が使えない。これだけはかみ合わないので、交換不可能だった。仕方なく、Enterボタンの隣のキーである「Page dwon」、「home」ボタンを「Keychron K2用キーキャップ」に置き換えて高くし、まちがって押さないようにした。
傾斜角度も高くカスタマイズ
いろいろと試しているうちに気づいたのが、「Keychron K3 V2」の傾斜角度が低く、タイピングしづらいというデメリットもあった。
一応、2段階で角度を調整できるようになっているのだが、最大の高さでも傾斜角度が低く、タイピングしづらい。
そこで、ダイソーから両面テープとMONO消しゴムを購入し、裏面に張り付けることにした。角度を変えると確かに格段に打ちやすくなる。ちょっとしたことだが、これをやるとやらないのとでは雲泥の差があるように感じた。
最終バージョン
いろいろと試しつつ、最終的に完成した「Keychron K3 V2」がこちら。
最初の頃に比べると、かなりタイピングしやすくなり大満足。
キーボードは毎日使う仕事道具だから、これからもとことんこだわって使っていきたい。
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