「ONEXPLAYER 2」のスペック判明!着脱式コントローラ採用のWinゲーム機
最新ゲーミングデバイス「ONEXPLAYER 2」のスペックが判明したので紹介します。ついでにベンチマークスコアも掲載します。
「ONEXPLAYER 2」は着脱式を採用
ディスプレイは前モデル「ONEXPLAYER」と同じ8.4インチですが、新たにコントローラーをマグネットで着脱できるように改善しています。
また、コントローラーを取り外した状態(タブレットスタイル)でも使用可能で、コントーラー単体での使用も可能です(電源は必須)。
ゲーム機だけでなく、タブレットとして、あるいはコントローラーとしても使えるので、かなり便利に使えそうですね。
なお、「ONEXPLAYER 2」は2022年12月19日からIndiegogoのクラウドファンディングが開始されます。
「ONEXPLAYER 2」のスペック
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ディスプレイ 8.4インチ、解像度2560×1600ドット
※2.5K/358 ppi/輝度350nit/NTSC 88.7% -
プロセッサ Ryzen 7 6800U
※6nm/64bit/8コア/16スレッド/最大4.7GHz -
GPU Radeon 680M グラフィックスカード
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RAM(メモリ) 16GB/32GB LPDDR5 6400MHz
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ストレージ M.2 SSD 512GB/1TB/2TB (PCIe3.0 2280)
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外部ストレージ 4.0 TFカードスロット (最大300MB/s)
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バッテリー 65.5Wh
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駆動時間 ゲームで3時間、ビデオ再生で6時間
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充電 100W急速充電(40分で50%まで)※パワーバンク サポート
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カメラ なし
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ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.2
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インターフェース USB-C 4.0×1、USB-A 3.0×1、3.5mmオーディオインターフェース×1
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スピーカー デュアルステレオスピーカー(ハーマン認定プロフェッショナル チューニング)
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キーボード 取り外し可能な磁気キーボード
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キックスタンド サポート
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スタイラスペン 筆圧4096段階・Microsoft Surface Pen互換
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振動モーター バイブレータ内蔵
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ジャイロ ジャイロセンサー内蔵
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冷却 スマート クーリング システム
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OS Windows 11
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サイズ 310×127×22.5~39.8mm(コントローラーを含む)
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重量 約848g (メインボディ:709g、コントローラー:139g、ハンドグリップ コネクター:98g)
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カラー ミッドナイトブラック、スノーホワイト
「ONEXPLAYER 2」のベンチマーク
<CPU> AMD Ryzen 7 6800U
Passmarkによるベンチマークスコアは「20553」(CPU)。
<GPU> AMD Radeon 680M
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「6026」。
プロセッサ性能を解説
6nmプロセスで製造された8コア、16スレッドのプロセッサ「AMD Ryzen 7 6800U」を搭載。最大4.7GHzの周波数で駆動し、PassmarkのCPUベンチマークで「20553」を記録しています。
同じプロセッサは「AYA NEO 2 /GEEK」(GEEKは日本版)、「AOKZOE A1」、「GPD WIN Max 2」にも搭載されています。また、このスコアは第12世代のインテルCore i5-12600と同じくらいになります。
なお、GPUはAMD Radeon 680Mで、NVIDIA GeForce MX550以上のグラフィック性能を発揮します。3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアは「6026」でした。このスコアであれば人気のトリプルAゲームをプレイするには十分なスコアです。SteamなどのPCゲームはかなり快適に動作するはずです。
他のWindows携帯ゲーム機と比較
他にもWindows搭載の携帯ゲーム機が販売されています。ぜひ比較してみてください。
「ONEXPLAYER 2」(着脱式)と最新のゲーミングUMPCを徹底 比較! | 秋葉原ぶらり http://akiba.jpn.org/?p=94406
「ONEXPLAYER 2」の公式ページ
ONEXPLAYER 2 Pre-launch https://onexplayerstore.com/pages/onexplayer-2-pre-launch
2022年12月19日からIndiegogoのクラウドファンディングが開始されます。
「ONEXPLAYER 2」の公式動画
Uncharted 4: A Thief's End On OneXPlayer 2
ONEXPLAYER 2 is coming soon!
OneXPlayer 2 - Indiegogo Campaign 24 Hours Launch Countdown!
写真で見る「ONEXPLAYER 2」
ディスプレイ・筆圧ペンについて
ディスプレイは8.4インチの2.5Kスクリーンです。解像度は2560×1600ドットで非常に高精細。輝度350nit、ピクセル密度358ppiの明るく色鮮やかな画面で、よりリアルで迫力のある映像でゲームを楽しめます。
また、タッチ対応で筆圧4096段階のスタイラスペンで手書き入力が可能。ペンはMicrosoft Surface Penと互換性があります。
インターフェースについて
本体にUSB 4.0ポートを1つ搭載。高速データ転送の他に、DP1.4映像出力に対応し、4K 60Hzの出力にも対応しています。また、外付けのeGPUボックスと接続することが可能。グラフィックカードを追加することで、グラフィック性能を大幅に上げることができます。
そのほか、USB-A 3.0ポートを搭載し、周辺機器と接続することが可能。TF4.0カードスロットや3.5mmオーディオジャックも搭載しています。
操作性について
ホールセンサーを備えた高精度なジョイスティックを搭載。摩耗によるドリフト現象がなく、より正確な操作が可能になっています。
また、8.1mmのキーストロークを採用したホール トリガーボタンを搭載。次世代の6軸センサーを備え、本体を傾けた操作もより正確になっています。
メモリとストレージついて
メモリはLPDDR5規格で、16GB、32GBの2種類を用意。ストレージはPCIe 3.0規格のM.2 SSDで512GB、1TB、2TBの3種類を用意しています。
また、4.0 TFカードスロットを搭載。2.0 TFカードの5倍高速な最大300MB/sの高速転送が利用できます。
オーディオ性能について
本体にデュアルステレオスピーカーを搭載。ハーマン認定のプロレベルのチューニングも採用し、滑らかで深く豊かな低音もしっかりと再生できます。
通信性能について
通信は「Wi-Fi 6e」に対応。Wi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域を利用し、より安定した通信が利用できます。また、Bluetooth 5.2もサポート。外部のワイヤレスゲームパッドとも接続できます。
バッテリー・充電性能について
バッテリー容量は65.5Whで、ゲームで3時間、ビデオ再生で6時間の駆動が可能。100W 急速充電に対応し、40分で50%まで回復できます。
デザインについて
本体からコントローラーを取り外せる着脱式を採用。ゲーム機としてだけでなく、タブレットやノートPCスタイルで使用できます。また、コントローラーは、他のゲーム機に接続して単体で使用可能。ハンドグリップ コネクターを仲介して一つのコントローラーとして認識されます。
専用キーボードはマグネットで着脱可能。背面にはキックスタンドを備え、本体を自立させることができます。カラーはダークグレー、ホワイトの2色をラインナップ。オレンジ色で光るクラシックなアンビエントライト効果も利用できます。
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