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ポスト資本主義におけるソフトウェアエンジニア

2024/03/17に公開

1. はじめに

企業に務めるソフトウェアエンジニアにとって、生産性向上というフレーズは聞かない日がないほど身近なものです。私自身も日々の仕事が、チームや組織の生産性向上に寄与するかどうか、意識しながら働いています。そもそもソフトウェアエンジニアという仕事は、人を機械に置き換えるという性質上、生産性向上とは切っても切り離せないという関係性を超え、生産性を向上させる営みそのものと言っても差し支えありません。

では私たちソフトウェアエンジニアのDNAである生産性向上の出自は何処かと探っていくと、どうやら資本主義と共に拡大してきたイデオロギーであることが分かります。資本主義は無限の成長を志向するエンジンを内蔵しており、現在先進国に住まう私たちの生活の豊かさは疑いなく資本主義の恩恵に依拠しています。その一方で、200年以上稼働し続けるこの資本主義というシステムについて、昨今多くの学者と有識者がその綻びを発見し、資本主義を超克する経済システム、つまりポスト資本主義について構想を巡らせています。

本記事では、現在の資本主義の綻びについて確認した後、到来しつつあるポスト資本主義について概説し、最後にソフトウェアエンジニアとしてどのような振る舞いが求められるかを浅薄ながら検討していきます。

2. 資本主義の綻び

2-1. 生活における充足感

生活における満足度
図1. 出典:NHK放送文化研究所 第 10 回「日本人の意識」調査(2018)[1]

多くの研究者により指摘されることですが、先進国に住まう私たちの生活に対する満足度は満たされつつあります。図1はNHK放送文化研究所が5年毎に実施している世論調査の結果ですが、1973年から2018年にかけ、日本人の生活満足度は大幅に伸びていることが分かります。

これは一見すると良い結果ですが、資本主義の成長可能性の観点では喜ばしい結果とは言えません。なぜならば、生活における不満は資本主義を駆動するエンジンのエサであり、不満の解消はそのまま資本主義の縮退を招くからです。公共政策の研究者である広井良典は、これを資本主義の「内的な限界」と呼び、人々の需要が飽和し、かつてのように消費活動が増加していく状態を維持できなくなると論じています[2]

また経営コンサルタントである山口周は、各種統計資料を参照し、過去30年にわたって日本の経済成長は停滞しているものの、人間の幸福という観点では、経済をこれ以上成長させることに大きな意味はないと論じています[3]

補考:IT企業におけるパーパスの流行

ITを始めとした多くの業種では、いわゆるミッション・ビジョン・バリューといった枠組みの他に、パーパスという命題を据える文化が流行しています。企業のミッションが「何をするか(What)」に対応しているとすると、パーパスは「何故やるか(Why)」に対応していると考えられます。

リクルートワークス研究所、コンサルティングのデロイト、英国日刊紙のガーディアン等の調査によれば、ミレニアル(1980年〜1990年代中盤に生まれた人)以降の世代では、職業選択に当たり労働の意味を重視する傾向が強いと指摘されています[4]

特にIT企業のように、顧客と直接的に対峙しない構成員の比率が多い業種において、パーパスという形で目の前の仕事に意味を吹き込む必要が発生することは、ごく自然に理解できることです。

生活満足度が満たされ、これ以上の経済成長と人間の幸福を等式で結べない昨今、パーパスの流行は必然と言っても差し支えないかも知れません。

2-2. GDP成長率の鈍化

各国の経済成長率
図2. 主要国家の経済成長率 出典:社会実績データ図録[5]

歴史的にGDPは成長を続けており、特に第二次世界大戦後からの急成長を経て、今日の先進国はいずれも過去最大のGDPを記録しています。その一方、GDPの成長率に目を向けると、1960代から明確な下降トレンドにあり、今後このトレンドが反転するとは考えづらいという指摘がなされています[3:1][6]

これは前節で確認した生活における充足感の裏返しであり、モノ不足が解消され、むしろモノ余りと呼ばれる成熟した社会においては、新たな需要の喚起は難しいことを示唆しているように思えます。

補考:37signalsが始めた非SaaSの試み

once.com
図3. once.com のトップページ

Railsの作者で37signals社のCTOでもあるDHHは、SaaSとして提供していたチャットシステムを、今後新たな機能追加はしないという前提で、買い切りのソフトウェアとして提供し、1週間足らずで25万ドルを売り上げたと報告しています[7]。SaaSに対置されるこの販売モデルを、37signalsではONCEモデルと呼び、さらに取り扱うシステムを増やしていくプランを発表しています。ユーザーは一度の支払いでソフトウェアを所有し、それを自らホストし運用することになります。

DHHはブログで、自身がDropboxの熱心なユーザーではあるものの、新機能ではなく最初から備わっている機能だけを使っていると述べ、ONCEモデルの有意さを強調しています。また彼は、37signalsのSaaS製品であるBasecamp(プロジェクト管理ツール)の旧バージョンは、新規の機能開発が10年前から凍結しているにも関わらず、今現在も数百万ドルを売り上げていることを引き合いに出しています[8]

但し37signalsとDHHは、SaaSモデルが最適であるプロダクトは存在するとも述べており、実際に彼らは複数のSaaS製品を抱えています。一方、ユーザーにとって必要十分な機能を既に提供できており、かつ運用コストが小さければ、ONCEモデルが適していると述べています。

非SaaSを標榜するこの試みは、37signals特有の事情が絡んでいるため、彼らの意見を鵜呑みにすることはナイーブすぎるでしょう。それでもモノ余りの時代に突入し、GDP成長率が鈍化している時代背景を踏まえると、奇妙な符合を感じます。

2-3. 地球環境の過負荷

経済成長と環境負荷の長期トレンド
図4. オレンジ色が経済成長、青色が環境負荷のグラフ。出典は『人新世の「資本論」』[9] 。グラフは Will Steffen らの『The Trajectory of the Anthropocene: The Great Acceleration』 [10]から引用

図4は経済成長と環境負荷について、それぞれの代表的な指標をまとめたものです。経済思想家の斎藤幸平は、このグラフを始めとした各統計資料を元に、産業革命以降から経済成長によって環境負荷は高まりだし、さらに第二次世界大戦以後からその加速は急峻に強まっていると指摘します[9:1]。前述した生活における充足感が「内的な限界」と呼ばれるのに対し、環境負荷は「外的な限界」と呼ばれます[2:1]。私たちの生活が地球環境に負荷を与えていることは間違いなく、どのように解消を図るか様々な見解があります。そのうちの一つに、テクノロジーによって環境負荷を乗り越えていこうとする立場があります。

アーロン・バスターニはイギリスの経済ジャーナリストで、これらの環境負荷に対し、自然エネルギーの利用・地球外惑星の採掘・人工肉・遺伝子工学等のテクノロジーで解決を図っていくことを提唱します[11]。彼の主張は、農耕と蒸気機関に次ぐ第三の技術的革命として現代のテクノロジーが位置づけられ、これに積極投資していくべきというものです。その結果として実現される、クリーンかつ潤沢な生活を送る社会を、著書の中で「ラグジュアリーコミュニズム」と呼称しています。

なおバスターニの主張については、その実現可能性について大いに議論がなされており、例えば斎藤幸平は過分な楽観視に支えられていると痛烈な批判を展開しています。

2-4. 格差の拡大

米国における労働市場の両極化
図5. 米国における労働市場の両極化。出典:経済産業省『労働市場の構造変化と課題 平成31年』*10

スコット・ギャロウェイは著書『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』の中で、GAFAはその圧倒的な生産性の高さにより、多くの雇用を破壊していると主張しています。

米国において、小売業者はアマゾン一人勝ちの状態が長く続いています。2006年から2016年にかけての株価成長率は、アマゾンが叩き出した1910%もの成長率に対し、辛うじて2%に達したウォルマートを除くと、かつての小売大手は軒並みマイナスの成長率を記録しました[12]

またGM(ゼネラル・モーターズ)とフェイスブックにおける従業員一人あたりの時価総額を比較すると、フェイスブックはGMのおおよそ100倍になります。その一方、GMの従業員数21万5000人に対し、フェイスブックは1万7000人しか雇用していません[12:1]

図5は経産省が公表している米国の雇用構造の長期トレンドですが、これによれば中間層の雇用が破壊され、「低スキル」「高スキル」に二極化している様子が伺えます。このような格差拡大の原因として、GAFAを筆頭にソフトウェア業界が果たしてきた功罪は大きいと言えます。

古典的な経済学では、既存の雇用が消失した場合、新分野で新たな雇用が創出されると信じられていました。これは工業化の時代の名残で、現代においてソフトウェアが奪った雇用については当てはまりません。それはソフトウェアの限界費用(=単位当たりの財の生産コスト)がほとんどゼロであることに原因があります。ソフトウェアのユーザーが一社増えた所で、増やさなければならない人員は他の業界と比較すれば極めて小規模で済んでしまいます。このようなソフトウェアの特性にプラスし、前述の「生活における充足感」が拍車を掛け、雇用の創出が原理的に難しい状況になりつつあります。

3. ポスト資本主義の成立

前章で見てきた綻びから、私たちの社会に組み込まれた資本主義は限界に達しており、何らかのアップデートの必要性が指摘されています。そのアップデートを適用した経済システムをポスト資本主義と呼びます。前章では代表的な4つの綻びを挙げていますが、喫緊の社会問題と言えるのは最後の2つ、つまり (1) 地球環境の過負荷(2) 格差の拡大 です。

ポスト資本主義の姿については、専門家によって多くのバリエーションがありますが、これら2つの問題は多数の専門家が共通で認識しています。問題意識は同じであっても、それをどう超克するかというソリューションが異なるため、ポスト資本主義に多くのバリエーションが生まれていますが、ここでは2つに大別します。

3-1. 加速主義

一つ目の加速主義では、現在の資本主義がもたらす上記2つの社会問題を、テクノロジーや政治的手段により解決を図ります。前述したバスターニによるラグジュアリーコミュニズムもここに位置付けれます。また資本主義の諸問題に対する無理解も加速主義の亜種と見なされます。

加速主義の主流派は、地球環境負荷に関して、再生可能エネルギーの利用を始めとするテクノロジーで解決を目指します。実際に2015年のSDGs採択以降、中国を含む先進国では、再生可能エネルギーへの転換が急速に進んでいます。また経済格差に関しては、再分配の強化等により解決を図ります。これにより2つの社会問題を抑えながら、さらなる経済成長を目指す立場が加速主義です。

なお斎藤幸平は、再生可能エネルギーによる環境負荷の低減には限界があり、近年多くの経済学者と環境学者が加速主義から離反していると指摘しています[9:2]

3-2. 減速主義

二つ目の減速主義では、資本主義のDNAである経済成長を減速ないし停止させ、持続可能な社会を目指すシステムが説かれています。「内的な限界」と「外的な限界」を抱える資本主義において、さらなる経済成長は不可能かつ無意味であり、無理筋な延命措置を捨て去ろうとする立場が減速主義です。

イギリスの経済学者ケイト・ラワースは、持続可能な社会をイメージするメタファーとしてドーナツを持ち出し、ドーナツの外側を地球環境の限界、内側を社会の不足と呼びます。ドーナツ経済学と呼ばれる彼女の考えによれば、先進国は外側へと超過し環境負荷を強めている一方、後進国はドーナツの空洞に位置し健康な生活を送れない社会であると言います。その上で、全ての国家はちょうどドーナツと重なる位置へと移動し、過不足のない社会への移行を訴えます[9:3]

またドイツでは、エネルギーに対して高い税金を課す一方、時間政策と呼ばれる一連の政策により、従業員の長時間労働が法で厳しく制限されています。その結果、ドイツではエネルギーを使う代わりに多数の人々を雇用するインセンティブが働き、環境負荷低減と雇用創出の両取りが期待されています[2:2]

4. ソフトウェアエンジニアとして

ここまで、現在の資本主義がもたらす諸問題と、それを超克するシステムとして、ポスト資本主義が希求されていることを確認してきました。それでは、このような経済システムの転換期に置かれた私たちソフトウェアエンジニアは、どのような態度をとることが出来るのでしょうか。

4-1. 加速主義のその先

繰り返しになりますが、ソフトウェアエンジニアリングは人を機械に置き換えることで生産性を上げるという特性上、既存の雇用を破壊する側面を持っています。しかし人間の仕事を機械に代替させること自体は、本当に悪いことなのでしょうか。

ケインズは1930年、「孫たちの経済的可能性」という小論の中で、100年後には生活水準が向上し、一日3時間も働けば十分に生活できる社会になっているだろうと予測しました[13]。もちろんこの予測は外れた訳ですが、モノ余りにの時代に突入した私たちにとって、これは不可能な社会ではないのです。このような豊かさを手にした原動力の正体もまた、生産性の向上だと言え、私たちソフトウェアエンジニアは主要な働きを果たしていると言えます。

前述のバスターニは、生産性向上の結果として、「極限の供給」が発生すると主張しています。これはソフトウェアだけではなく、エネルギー・資源・食料・交通・家屋・医療といった生活必需品の限界費用がゼロに漸近した状態を指します[11:1]。極限の供給が多くの領域で発生したとき、限りなくコストが小さくなったそれら必需品に関して、自由市場ではなく大きな政府が適切に分配することで、まさにケインズが予測した社会が到来すると推測しています。

私たちソフトウェアエンジニアは、ケインズの未来予想図を期待しながら、引き続きあらゆる領域の生産性を向上し続けることも選択肢の一つでしょう。接客業の、士業の、販売業の、農業の、輸送業の、そして恐らくソフトウェアエンジニア自身の、大規模な雇用を破壊し続け、余暇に溢れた社会の到来を待つことができます。

その過程における環境問題や経済格差に関しては、過渡期における一時的な問題として忘れることも可能でしょう。一方、それらの問題にも眼差しを向け、再生可能エネルギーへの転換や、政府による再分配の強化を支持することは、道義的な態度のように思えます。

4-2. 賛同できる企業に技術を提供する

アンドリーセン・ホロウィッツのマーク・アンドリーセンの放った「Software is eating the world.」という言葉は、社会のあらゆる領域にソフトウェアが入り込むという意味で使わるフレーズです[14]。しかし資本主義の負の側面を目の当たりにした今、鈍い響きを持った警句としても解釈できます。

ソフトウェアは生活のあらゆる所に入り込み、もはや社会という体を動かす器官と位置付けられます。その中で私たちソフトウェアエンジニアは、それらの器官を動かす、いわば血液だと見なせるでしょう。加速主義に対して抵抗を覚えるエンジニアは、動かすべき器官とそうでない器官を自身で見分けます。この器官が社会にとって有益なのかを考え、自分を納得させられるロジックを持てるソフトウェアエンジニアは幸福と言えます。

デザイン倫理学者のトリスタン・ハリスは、Googleに勤務する傍らTEDに出演し、テック企業が人々の可処分時間を画面上に貼り付け、貴重な時間を浪費させていると主張しました。YouTubeでは世界トップクラスの技術者と研究者の100人が、人の注意を画面に引き止め続けることにしのぎを削っていると彼は説明します[15]。トリスタン・ハリスはその後Googleを去り、非営利団体を創設し、「有意義な時間」という概念を広める活動に取り組んでいます。

4-3. エンジニアリング自体に喜びを発見する

工芸を辞書で引くと次のように定義されています。

実用性と美的価値とを兼ね備えた工作物を作ること。また、その作品。

これはソフトウェアの構築にも当て嵌まるように思えます。例えば、私たちは「きれいな設計」「汚いコード」という表現を自然に受け入れており、ソフトウェアの構築には美的感覚を触発する何かが宿っていることを暗示しています。Y Combinatorのポール・グレアムは、絵画製作とハッキングには類似性があり、画家とソフトウェアエンジニアは製作工程や職業適正において、通底しているものがあると述べています[16]

前節では、私たちが構築しているソフトウェアが社会に与える影響を、自分の価値観に基づいて評価する必要があると述べました。しかしそもそも、ソフトウェアエンジニアリング自体が、実用性と美的価値を備える一種の工芸であり、本来的に楽しい営みであるという直感があります。

何を作るか、それがどのような社会インパクトを持っているか、これらの検討を全て差し引いたとしても、エンジニアリング自体に普遍的な面白さが備わっているでしょう。また、ソフトウェアを組織的に構築していく営みにも、普遍的な面白さが内在しているように感じます。ルネサンス時代の大規模な絵画が、アートに魅了された画家達の手により、工房から生まれたように。

5. おわりに

この記事では資本主義が抱える「内的な問題」と「外的な問題」、つまりモノ余りの時代に突入し、さらに地球環境の限界が明らかになっている時代において、新たな経済システムとしてポスト資本主義が興りつつあることを紹介しました。そのような時代の転換期にあって、ソフトウェアエンジニアが取り得る態度について考察しました。

筆者の立場としては、機械が出来る仕事を人間が行う必要はないため、ソフトウェアが代替できることは代替させるべきという立場ですが、それを急いで行う必要はないと考えています。またソフトウェアエンジニアの倫理として、係るプロジェクトが社会に負の影響を与えないか、自分の価値観に照らす必要性を感じています。その一方、何を作るかという前に、そもそもソフトウェアエンジニアリング自体が面白い営みであり、その感性を失わないようにしたいと思っています。

なおポスト資本主義に関しては、ポスト資本主義という言葉を使っていなくても、専門家が多数の著作を出しています。興味を持たれた方のために、記事の末尾に今回読んだ書籍を付記しておきます。

6. 参考文献

脚注
  1. https://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/pdf/20190107_1.pdf ↩︎

  2. 広井良典『ポスト資本主義――科学・人間・社会の未来』 2015, 岩波書店 ↩︎ ↩︎ ↩︎

  3. 山口周『ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す』 2022, プレジデント社 ↩︎ ↩︎

  4. 山口周『ニュータイプの時代』 2019, ダイヤモンド社 ↩︎

  5. https://honkawa2.sakura.ne.jp/4500.html ↩︎

  6. ダニー・ドーリング『Slowdown 減速する素晴らしき世界』 2022, 東洋経済新報社 ↩︎

  7. https://world.hey.com/dhh/campfire-is-saas-without-the-aas-182b4849 ↩︎

  8. https://world.hey.com/dhh/finished-software-8ee43637 ↩︎

  9. 斎藤 幸平『人新世の「資本論」』, 2020, 集英社 ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎

  10. https://cir.nii.ac.jp/crid/1363951794846885888 ↩︎

  11. アーロン・バスターニ『ラグジュアリーコミュニズム』, 2021, 堀之内出版 ↩︎ ↩︎

  12. スコット・ギャロウェイ『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』, 2018, 東洋経済新報社 ↩︎ ↩︎

  13. https://genpaku.org/keynes/misc/keynesfuture.pdf ↩︎

  14. https://a16z.com/why-software-is-eating-the-world/ ↩︎

  15. https://wired.jp/2019/03/23/our-minds-hijacked-by-phones-tristan-harris-wants-to-rescue/ ↩︎

  16. ポール・グレアム『ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち』, 2005年, オーム社 ↩︎

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