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フロントエンドエンジニアが実際に使用しているVSCode拡張機能17選

2024/10/20に公開1

フロントエンドエンジニアが実際に使用しているVSCode拡張機能17選

はじめまして、フリーランスのフロントエンドエンジニアのAKIと申します。今回は、実務で活用している便利なVSCode拡張機能をご紹介させていただきます。特にNext.jsでの開発現場での実用性を重視して厳選しました。

基本的な開発環境を整える拡張機能

1. ESLint

コードの品質管理において最重要となる拡張機能です。特にチーム開発においては必須のツールとなります。新規プロジェクトを立ち上げる際、最初に導入を検討すべき拡張機能の一つです。

2. GitLens

Gitの操作性を大幅に向上させる拡張機能です。コードの変更履歴やその著者を即座に確認できるため、コードレビューの効率が格段に向上します。チーム開発における情報共有ツールとして非常に重宝しています。

3. GitHub Copilot

有料ではありますが、開発効率を劇的に向上させる投資価値の高い拡張機能です。特に定型的なコンポーネントの実装時には、驚くほどの生産性向上が見込めます。

コード品質を維持するための拡張機能

4. Prettier ESLint

コードの整形とリントを自動化する必須の拡張機能です。チーム全体で一貫したコードスタイルを維持する上で非常に有効です。保存時の自動整形機能により、コードの一貫性が保たれます。

5. Auto Close Tag

JSX/TSXの記述において特に有用な拡張機能です。閉じタグの自動補完により、単純なミスを防ぎ、開発効率を向上させます。

6. Auto Rename Tag

タグの開始と終了を同期的に編集できる機能を提供します。コンポーネントの修正時におけるヒューマンエラーを効果的に防止します。

視覚的サポートを提供する拡張機能

7. Path Intellisense

ファイルパスの自動補完機能を提供します。特に複雑なディレクトリ構造を持つプロジェクトにおいて、パス指定のミスを防ぎ、開発効率を向上させます。

8. VSCode Icons

プロジェクトのファイル構造を視覚的に分かりやすく表示します。特に大規模プロジェクトにおいて、ファイル管理の効率を向上させます。

9. DotENV

環境変数の管理をサポートする拡張機能です。Next.jsプロジェクトにおける環境変数の設定と管理を効率化します。

開発効率を向上させる実用的な拡張機能

10. Material Icon Theme

モダンで見やすいアイコンテーマを提供します。プロジェクトの視認性を高め、ファイル管理を直感的にします。

11. Bracket Pair Colorizer 2

コードの階層構造を色分けして表示する機能を提供します。特に複雑なコンポーネント構造の把握を容易にします。

12. Tailwind CSS IntelliSense

Tailwind CSSのクラス名補完機能を提供します。ドキュメント参照の手間を削減し、開発効率を向上させます。

補助的な開発支援機能

13. JavaScript (ES6) code snippets

頻出するコードパターンの素早い呼び出しを可能にします。特にReactコンポーネントの実装時に有用です。

14. TODO Highlight

要対応事項を視覚的に強調表示します。プロジェクト内の改善点や未実装部分の管理に効果的です。

15. Project Manager

複数プロジェクトの効率的な切り替えを可能にします。並行して進行する開発案件の管理に特に有用です。

16. Reload

VSCodeの再読み込みを容易にする機能を提供します。開発環境の安定性維持に役立ちます。

17. Zoom Bar

画面共有時のフォントサイズ調整を容易にします。プレゼンテーションやコードレビュー時に特に有用です。

まとめ

これらの拡張機能は、実務での使用経験に基づいて厳選したものです。特に冒頭で紹介した拡張機能は、現代のフロントエンド開発において必須といえる機能を提供します。ご自身の開発環境に合わせて、適切な拡張機能を選択することをお勧めします。

なお、これらの拡張機能の組み合わせについては、プロジェクトの要件や個人の作業スタイルに応じて適宜調整することをお勧めします。

Discussion

山とコード山とコード

VSCode はいかにカスタマイズするかで使いやすさが変わってくるので、とても参考になりました😌✨

1つ気になったので、コメントします!
Bracket Pair Colorizer 2 ですが、Marketplace に記載があるように非推奨の拡張機能になっています。
今は標準機能で同等のことができるので、そちらで設定される方が良いかと思います!