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aptでパッケージをインストールする

2021/07/31に公開

はじめに

Dockerイメージの構築でパッケージを追加する際なんとなく使用していたコマンドの意味を知りたかったので本記事を書きました。
今回は例としてDebian10 busterにrootからyarnをインストールします。

リポジトリの認証と追加

$ curl -sS https://dl.yarnpkg.com/debian/pubkey.gpg | apt-key add -

aptでは認証されていないパッケージをインストールすることは出来ないため認証が必要となります。
curlでgetリクエストを投げてapt-key add -で標準入力を受け付けることでGPGキーが追加され、apt-key listで確認ができます 。

$ echo "deb https://dl.yarnpkg.com/debian/ stable main" | tee /etc/apt/sources.list.d/yarn.list

/etc/apt/sources.list.d以下に〇〇.list形式のファイルで追加したいリポジトリを記入することができます。
また、/etc/apt/sources.listを直接編集してリポジトリを追加することも可能です。

teeは標準入力を受け取りファイルへのリダイレクトと標準出力を行います。

$ echo "hello" | tee hello.txt
>hello (標準出力が行われ、hello.txtへのリダイレクトが行われる)

cat hello.txt
> hello

リポジトリの反映と対象パッケージのインストール

$ apt-get update -qq $$ apt install yarn

apt-get updateによりパッケージインデックスが再同期されます。これにより先ほど追加したパッケージのインストールが可能になります。
そしてapt installにより対象のパッケージをインストールすることができます。

参考

yarn Installation
man page

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