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Developer Modeに関するメモ #WWDC22
WWDC22でDeveloper Modeなるものが発表されました。ので、Developer Modeについて調べたことをまとめておきます。
※すべて公開情報を元に書いています。
Developer Modeとは
- その名の通り開発者向けのモード
- iOS 16、iPadOS 16、watchOS 9以降で導入される
- このモードをONにしないと、ローカルにインストールしたアプリを実行できない(※条件あり)
- デフォルトではOFFで、必要に応じて明示的にONにする必要がある
なぜ導入される?
- 悪質な可能性のあるソフトウェアをユーザが気付かずにインストールしてしまうことを防ぐ
- ほとんどの人にとって開発者用の機能を使う必要はない
端末の設定からDeveloper ModeをONにする方法
デバイスをMacにつなぐ必要があるようです。デバイスを最初にMacに接続したときにXcodeでUnavailable Deviceと表示されます。そのまま実行しようとすると、「Developer Modeを有効にする必要があるよ」といった趣旨のアラートが表示されて実行できません。
そこでデバイス上で「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「デベロッパモード」に移動してONに変更します。設定を適用するには再起動が必要になります。
コマンドラインからDeveloper ModeをONにする方法
パスコード設定のないデバイスであれば、コマンドラインからすでに接続している1つのデバイスの設定をONにしたり、ストリーミングモードで接続したすべてのデバイスの設定をONにすることもできます。
devmodectl streaming
を実行すれば接続されたデバイスが自動的に再起動、ONに切り替わります。
Developer ModeをONにする必要がないケース
- TestFlight
- エンタープライズ(インハウス)アプリ配布
- App Storeからのインストール
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