PHPカンファレンス福岡を主催したら何が起きたのか
この記事は「技術カンファレンス Advent Calendar 2023」の5日目の記事です。
開催から随分と時間が経ってしまいましたが、2023年6月24日(土)に「PHPカンファレンス福岡2023」を企画・運営しました。
2019年以来のオフライン開催ということで期待値が高まっていたのか、全国各地から大変多くの方にご参加いただきました。改めて心より御礼申し上げます。
「PHPカンファレンス福岡はどのようにして生まれたのか?」と問われると、恐らくこのポストが全ての始まりだったのだと思います。
そんなPHPカンファレンス福岡は、Fukuoka.phpという勉強会コミュニティの活動が元となっています。Fukuoka.phpも最初はこんなポストがきっかけです。
口は災いの。。。いや何でもないです。
さて、本題に入りましょう。
PHPカンファレンス福岡は今年で6回目の開催となります。
継続してカンファレンスを運営していると様々な出来事が発生します。
本記事ではそういった私の身の回りで起きたカンファレンスにまつわる出来事を紹介したいと思います。
知り合いが増えることで視野が広がった
勉強会やカンファレンスを主催する以前の私は、社員として働いている会社の中だけという今思えばとても小さなコミュニティにのみ属している状態でしたが、勉強会に参加したり、Fukuoka.phpの活動を始めたことで、界隈の知り合いが徐々に増えていきました。
さらに、カンファレンスを主催したことで今まで接点のなかった方々とも知り合うことができましたし、また、県外の方々と知り合う機会が増えた印象があります。
こういった活動を通して、多種多様な方とコミュニケーションする機会があったおかげで、視野が随分広がったなぁと感じています。
勉強会・カンファレンスコミュニティの繋がりでPodcastを始めた
元々は人見知りの性格なので、知らない人と話すのは大の苦手なんですが、ゲストをお呼びする形式のPodcastを始めるといった未来がまさか自分にやってくるなんて想像もしていませんでした。
勉強会やカンファレンスで知り合いが増えると、こういったことが自分にもできるようになるんだと実感しています。
カンファレンスの計画をしている方から相談をされるようになった
カンファレンスを6回も運営していると、それなりにその道の先人という立場に見えるのでしょう。
自ずと「これからカンファレンスを開催しようと思っている方々」から相談されるようになってきました。
そういったお声掛けがあった場合は、自分の経験が少しでも後押しになるのであればと思い、可能な範囲でアドバイスさせてもらっています。
登壇依頼が来るようになった
勉強会やカンファレンスの主催経験を積んでいくと、ありがたいことに色々なところで名前を覚えてもらってるようで、勉強会コミュニティの話題に関する登壇依頼が来るようになりました。
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Engineer Friendly Space
- エンジニアコミュニティの運営について
- JAWS FESTA 2023 in Kyushu
- Open Source Conference 2023 Fukuoka
インタビューを受けた
福岡市が推進する「エンジニアフレンドリーシティ福岡(EFC)」という取り組みをご存知でしょうか。
EFCの様々な活動の一つとして、福岡で働いているエンジニアにフォーカスしたインタビュー記事が制作されています。
「登壇依頼」の件で紹介した「Engineer Friendly Space」はEFCが主体となって運営されていたイベントなのですが、こちらのイベントに出席した際にインタビュー記事のコンテンツ制作を行われている方をご紹介いただき、取材を受けることになりました。
カンファレンスの参加者からこんな声が届いた
カンファレンス開催後に入力していただくアンケートだったり、X(旧Twitter)での投稿だったり、はたまた直接だったりと、いろんな形でフィードバックをいただくのですが、そんな中で特に印象に残っているものはこちら。
- 参加してみたら期待していた以上の学びを得ることができました。
- カンファレンスへの参加がきっかけで転職できました。
- PHPカンファレンス福岡に参加して楽しかったので私も主催してみたくなりました。
こんな言葉をいただくとさすがにニヤニヤしてしまいます。
カンファレンスの登壇者からこんな声が届いた
ありがたいことに今年も多くの方から登壇応募をいただきまして、その中からスタッフによる選考を経て登壇者を決めたわけですが、開催後に「登壇機会を与えてもらって嬉しかったです」といったお言葉をいただきました。
こちらこそです!としか言いようがありません。応募していただいて本当にありがとうございました。
カンファレンスのスタッフからこんな声が届いた
今年は4年ぶりの開催ということもあり、スタッフの入れ替わりがかなり発生しました。
今回、初めてスタッフとして参加するメンバーも多くいたわけですが、そんな中の一人から「最初は不安だったけど終わってみたらすごく楽しかったです」と言われまして、久しぶりの開催で苦労もありましたが、開催して良かったなと思います。
とある企業の担当者の方からこんな声が届いた
今年はかなり順調にスポンサー枠が埋まっていったのでありがたい限りです。
初開催のときにはスポンサーがなかなか集まらなくて胃が痛い思いをした記憶もあります。
そういった記憶もある中で、「次回は協賛を検討しております」といった連絡をいただいたことがどれほど嬉しいことなのか伝わるでしょうか。
来年、「PHPカンファレンス福岡2024」を開催しますので、協賛をご検討の企業様はどうぞよろしくお願いします。
カンファレンスを主催したことで起きた諸々を思い出しながら書き連ねてみましたが、いかがだったでしょうか。
とりとめのない文章になってしまいましたが、これを読んでカンファレンスに少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
最後にちょっとだけ余談を。
カンファレンスを運営する側になった場合に、どんなところに喜びを感じるかは人それぞれだと思います。
私が最もグッとくるのは、開催当日に参加者の皆さんが会場に着席して開会式が始まるのをそわそわしながら待っている光景です。
ということで、来年の「PHPカンファレンス福岡2024」でも、そんな光景が見れることを楽しみにしています。
皆様、会場でお会いしましょう。
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