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コロナ禍で転職して入社後にやってきたことのまとめ

2021/12/04に公開

2020年6月に転職したので、かれこれ1年半が過ぎようとしています。
以前はwebアプリケーションエンジニアとして働いていましたが、ちょっと軸足を変えてみようと思い、現職ではインフラエンジニアとして業務に携わっています。

コロナ禍での転職ということもあり、テレワークという働き方に適応していかなければならないわけですが、こういった状況の中で自分なりに考えてやってきたこと、心がけていることをまとめてみようと思います。

入社後にやってきたことのまとめ

入社直後に社員全員と1on1

今回の転職は福岡勤務での採用なので、コロナ禍の状況でなければ出張させてもらって東京のメンバーと対面でお話しする機会をいただきたいところでしたが、転職直後はとてもそういった状況ではありませんでした。

とはいえ初対面の方とオンラインで仕事を進めるのは思っている以上にハードルが高いものです。
このコミュニケーションの壁をどうやって乗り越えるかを考えて、私は入社直後に社員全員と1on1の時間を設けてもらうようにお願いしました。

この1on1では、これまでの仕事でどのような経験があるのか、何が得意なのか、今はどんな仕事に取り組んでいるのか、今後、自分とどういったプロジェクトで関わっていく可能性があるのか、といったことをお互いにお話しさせてもらいました。これを行ったことで以降の業務にすんなりと入っていくことができたと思っています。

入社後のオンボーディングに期待しない

こんなことを書くととても失礼な感じに見えてしまうかもしれませんが。。。
人数がそんなに多くない会社ということもあり、整備が間に合ってないところがあるのは仕方ないことです。その点は理解した上で入社していますし、こういったところに立腹したところで解決には至りません。
なので、技術的なことだったり、労務的なことだったり、わからないことがあればすぐに質問するという基本的なことをやりました。

小さなことからコツコツと

自分の仕事ぶりや人となりを何も知られていない状態ですぐに重要な仕事を任せてもらえるでしょうか?多くの場合はNoだと思います。
入社直後にroot権限を渡してみたら、「転職直後に rm --no-preserve-root -rf / やってみた」とか「転職直後に DROP DATABASE やってみた」みたいな動画をアップするのが趣味だったりしたら嫌ですよね。

前述したとおり、今はインフラエンジニアとして働いているのでサーバー管理者として安心して仕事をお願いできる人であることが求められます。こういった信頼を得ることは一朝一夕にはいかないので、担当している業務とは別に、みんなの手が回らなくて後回しになってるようなタスクを探し出してやってみたり、「これ誰かできます?」、「これやってみたい人います?」みたいなことを言われたらひとまず手を挙げるといったことをやりました。

手を挙げてみたもののよくわからなくて躓くこともあると思います。実際にありました。
そこは質問するなり、こういった点がわからないので時間がかかりそうと説明したら納得してもらえるので、迷わず手を挙げて「確実に成果を出して積み上げること」に重きを置きました。

頼まれてもないのに分報・日報を書いた

「分報・日報がある文化の会社」から「分報・日報がない文化の会社」に来たので自分の中で違和感がすごくて勝手にはじめてしまいました。

日報については格式張った感じのものではなく、業務開始時と終了時に「作業始めます/終わります」みたいにチャットに書き込む運用をやっていたので、その際に1〜2行程度の内容で「今どんな仕事をやっているのか」、「困っていることは何か」、「どの作業が終わっててどの作業が終わっていないのか」、といった情報を付け加えて共有していました。
これを続けたことで躓いている箇所に対してアドバイスをもらえたり、「ちゃんとやってるみたいだな」という安心感を持ってもらえたようです。

分報もなかったので、ある日勝手に #times-akase244 を作成してダラダラと業務状況を垂れ流しています。
こっちはもう完全にTwitterみたいなノリですね。

期待値の確認

仕事で頑張る方向性が間違っているとなかなか評価されにくいものです。
なので、1on1の機会があると、自分に対してどういった動き方を期待しているのか、会社やプロジェクトで今後やっていきたいこと・方向性はどういったことなのか、それに対してどのような形で貢献できそうかみたいな話をさせてもらって、そういった期待に応えられるように日々の業務に取り組んでいます。

テキストコミュニケーションは細心の注意を

SNSを見ているとそこかしこで炎上してますが、仕事のチャットやメールで炎上なんてしたくありません。
特に業務領域が被ってなくてコミュニケーションの回数が少ないメンバーとやり取りする機会がある場合は、ぶっきらぼうな文章にならないようにとか、エンジニア怖くないよ、話しかけやすいよみたいに思ってもらえるようにしているつもりです。

マイクを新調した

若干趣きが異なる話題ですが、オンラインミーティングで相手側の声が聞きとりづらくてストレスになることがありませんか?私はあります。
聞き取りづらい状況のミーティングの回数が増えると、ミーティングへの参加が億劫になってしまいます。
こんな些細なことでミーティングに参加している方々にストレスを持ってほしくないので、せめて自分の声だけはと思いマイクを新調してみました。

こんな風にやってきた結果は?

入社後、1年半が経過してメンバー間のコミュニケーションは円滑にできていますし、依頼される仕事も増えてきましたので、仕事がとてもやりやすい状況になっていると思います。
なにより、サーバー管理者としてサーバーのroot権限もクラウド事業者の管理画面にログインできる権限もちゃんと貰えてますので、一定の信頼は得られているようですw

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