😀

resourceFieldRefについて

2023/12/21に公開

なぜresourceFieldRefを設定するのか

resourceFieldRef は Kubernetes において、Pod や Container のリソース情報(例えば、CPU やメモリの使用量)を環境変数としてアプリケーションで使用できるように設定するためのフィールドです。これにより、アプリケーションは実行時にそのコンテナや Pod のリソース属性にアクセスできるようになります。

用途

resourceFieldRef を使うことで、特定のリソースに関する情報(例えば、利用可能な CPU コア数やメモリの量)を環境変数としてアプリケーションに渡すことができます。これは、アプリケーションの動作をリソースの可用性に基づいて調整したい場合に特に有用です。

具体例

この設定により、MY_CPU_REQUEST 環境変数は、my-container コンテナの CPU リクエスト量に設定されます。アプリケーションはこの環境変数を読み取って、その値に基づいて動作を調整することができます。

  • yml設定ファイル一部抜粋
env:
- name: MY_CPU_REQUEST
  valueFrom:
    resourceFieldRef:
      containerName: my-container
      resource: requests.cpu

Discussion