コマンド紹介シリーズ:chafa
今回は久々のコマンド紹介シリーズです。第14回目の本日はchafaを紹介しようと思います。chafaを利用するとターミナル上で画像とかGIFを参照することができます。
なお、第13回は以下になりますので、ぜひご興味があればご覧ください。
chafaとは?
公式GitHubによると、
Chafaは、アニメーションGIFなどの画像データを、端末での表示に適したグラフィック形式またはANSI/Unicode文字アートに変換するコマンドラインユーティリティです。幅広い機能をサポートしており、歴史的なテレタイププリンターから最新の端末エミュレータまで、あらゆるデバイスで使用できます。
とのことです。ターミナル上では何も設定をしなければ画像やGIFを表示することができない場合が多いかと思います。chafaを利用するとコマンドライン上でそれらが表示できるようになるツールということです。私自身ブログを書いている時にzsh上でvimを使って書くことが基本的であり、いちいち画像やGIFをFinderとかを開くのが面倒で、最近chafaに行き着いたので紹介しようと思いました。
早速使ってみる
インストール
インストールするには公式リポジトリをcloneしてビルドする必要があります。私は元々依存関係は満たされていたようで、以下を実行してインストールできました。
git clone https://github.com/hpjansson/chafa.git
cd chafa
./autogen.sh
make
sudo make install
依存関係などについては以下を参照ください。
画像を表示させる
それではまず画像を表示させてみましょう。基本的にchafaを使う時は以下のコマンドを利用します。
chafa <表示したいファイル名>
例えば以前以下の記事で挿入した画像を表示すると、ターミナル上で以下のように表示されました。画像がそのままターミナル上で表示されています。
# GitHubでZenn記事を管理していてそのパスを参照
chafa images/aim/optuna-lightning/acc_hover.jpg

GIFを表示してみる
GIFの表示も基本的に使い方は同じです。ただし注意点として、GIF表示中にCtrl+Cで終了させても画面上から消えることはないもののGIFの表示されている背面でターミナルが表示されてしまうことがありました(私の環境では少なくともそうなりました)。なので利用が終了したらCtrl+lなどで画面をクリアすることをおすすめします。なお、GIFを表示している最中は以下のように画像を表示している時と変わらず、再生中はちゃんと動画としてみることができます。
※ 表示するコンテンツによって変わる可能性あるみたいです

まとめ
今回はchafaを利用してターミナル上で画像やGIFを表示してみました。GUIを使う人からするとわざわざターミナルで?という反応もあるかと思いますが、意外と悪くないものなので、ぜひ試してみてください!
Discussion
すいません、何故か画像が表示されず、、、