Mist.ioとはなんなのか?
今回からついに始まりました、CNCFルーレットのお時間です。記念すべき第一弾はMist.ioとなりました。CNCFルーレットについては以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。
Mist.ioとは?
Mistはオープンソースのマルチクラウド管理プラットフォームとのことです。Mistでは以下を実現することで、マルチクラウドの取り扱いをしているようです。
- Self-service: アクセスポリシーを構成しセルフサービスプロビジョニングでチームを強化
- Fast roll-outs: クラウドに依存しないアーキテクチャの展開と運用ワークフローを自動化
- Cost control: 使用率の低いマシンに関するプロアクティブなアラートを受信
CNCFには2021年にCNCFにJOINしたらしく、区分としてはProvisioning, Automation & Configuration
になるようです。
Mistの特徴
Mistの特徴としては以下が挙げられています。
- Single pane of glass: パブリッククラウド、プライベートクラウド、コンテナ、ハイパーバイザー、ベアメタルを制御
- Role-based Access: チームメンバーにアクセスを提供するためのきめ細かな制御
- Cost visibility: インフラストラクチャ全体にかかるコストと使用状況のレポーティング
- Simple workflows: 繰り返し可能なデプロイメントを調整し一般的な応答を自動化
- Security: 様々なコンピューティングプラットフォームにわたりポリシーを一貫して適用
- No migration: インフラストラクチャの再構築は不要
マルチクラウドを取り扱うということですが、AWSやGoogle Cloudを初め、様々なインテグレーションが提供されているようです。以下は公式ページで公開されているインテグレーションの一例です。
インテグレーション一覧:https://mist.io/
使ってみたをやってみたかった
Macbookで利用しようとしたのですが、以下のインストレーションの実行に失敗して利用できておりません。もしローカル環境・クラウド環境含め起動が成功した時は改めて記事にできればと思います。利用されている動画をYouTubeで見つけたので、参考に載せておきます!
※ フリープラン使ってやってみようと思ったのですが、アカウント作成やサインインができなくなっていたので、もしかしたら現時点ではメンテナンス中または提供していないのかもしれません、、
まとめ
今回はMist.ioについて紹介しました。マルチクラウドを取り扱うための管理プラットフォームということで、クラウドサービスが多様化している現代に必要な概念だと思いました。このツール以外にも様々なツールがあるとは思いますが、クラウドを利用する際はぜひ何かしらの管理プラットフォームを利用してサービスが正常稼働していることを常に監視できる基盤を作ってもらえればと思います。
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