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kintoneのJavaScript/CSSカスタマイズ開発をスムーズにやる

2023/12/26に公開

kintoneではJavaScriptやCSSを使って独自の処理を追加したり、見た目を変えたりすることができます。これらのファイルはブラウザからアップロードすることもできますが、開発時はローカルで修正したファイルを何度もアップロードすることになるため面倒です。
そこで、コマンドからアップロードできるツールをご紹介します。

kintone-customize-uploader

コマンドラインからJavaScriptやCSSをkintoneにアップロードできる「kintone-customize-uploader」が公式から提供されています。

インストール方法

次のコマンドでツールをインストールできます。

npm install -g @kintone/customize-uploader

初期化

ツールが管理用に利用するマニフェストファイルを作成します。

手順の中で必要になる「アプリID」はkintoneから確認できます。


アプリ名の左の数字がアプリID

# マニフェストファイル作成
kintone-customize-uploader init

# アプリIDを入力
? アプリIDを入力してください: <アプリID。上の例では68>

# カスタマイズの適用範囲を入力
? カスタマイズの適用範囲を選択してください: ALL

dest/customize-manifest.json を生成しました

アップロード方法

次のコマンドを実行すると、JavaScriptやCSSをアップロードできます。

kintone-customize-uploader --base-url https://<サブドメイン>.cybozu.com --username <ユーザー名> --password <パスワード> <manifest.jsonのパス>
  • ドメイン
    • kintoneにログインするときのURLのサブドメイン

まとめ

kintone-customize-uploaderを使うと、コマンドからJavaScriptやCSSをkintoneにアップロードできます。いちいちブラウザから操作する必要がないため、スムーズに開発できます。

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