確定申告(作成~提出~納税)備忘録
少し前ですが無事確定申告が終わりました。
提出が期限3日前だったので、もっと早めにしておけばと反省しています。
反省踏まえて来年の自分のために備忘メモを残します。
確定申告書の作成~提出
マネーフォワードクラウド確定申告を使って仕訳登録、確定申告資料作成を行いました。
使い勝手がよくストレスなく作成できました。
提出する際にはマネーフォワードのスマホアプリからする必要があります。
提出の際に16桁の利用者識別番号を求められます。
利用者識別番号はマイナポータルからe-tax連携をして取得する必要があります。
利用者識別番号を入力してマイナンバーカードの認証キーを入れてマイナンバーカード読み取りすることで送信されました。
その後少し訂正箇所があったので、訂正して再作成して再提出しました。
納期限までであれば訂正は何度でもできるようです。
作成から提出までは割とスムーズにできたと思います。
注意点
還付金の口座は、屋号主付き名義の口座では振り込みできないことがあるようです。申告者本人名義の口座にする必要があるようです。
電子帳簿等保存法について
電子帳簿保存法は「①電子帳簿等保存」、「②スキャナ保存」、「③電子取引」の3つに区分されます。
「③電子取引」は必須で、「①電子帳簿等保存」、「②スキャナ保存」は任意となります。
マネーフォワード確定申告の申告情報入力画面には「電子帳簿保存法に関する設定」として下記2つのチェックがあります。
- 仕訳履歴保存能
- こちらをチェックすると仕訳とマスタの編集履歴が残るようです。編集履歴は優良な電子帳簿の要件の一つのようです。優良な電子帳簿に該当すると、過少申告加算税(原則10%)が5%軽減されるメリットがあるようです。
- スキャナ保存
- スキャナや写真で保存しておけば紙の原本は残さなくて良くなるようです。ただスキャンの手間やタイムスタンプの制約があり面倒そうなので紙の原本の保管で良いかと思いました。
納税
納税方法は国税庁の下記ページを見て確認しました。
Q33 税金はどのように納付すればよいですか。
7つの納税方法があり、上から一つずつできそうなやり方を調べました。
(1) 振替納税
手数料:不要
納付手続(事前準備)として、振替依頼書のオンライン(e-Tax)提出が必要ですが、e-taxが難解で断念しました。
その後、預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書を作成して税務署又は振替依頼書に記載した金融機関に提出する必要があるようでしたので、少し手間がかかる方法と思いました。
(2) ダイレクト納付(e-Taxによる口座振替)
手数料:不要
注) ダイレクト納付が可能となるまで、e-Tax提出であれば1週間程度、書面提出であれば1か月程度かかります。
と記載されていました。納期限の1週間を切っていたので断念しました。早めに動かなかった自分が悪いですね。(e-Tax提出で苦戦しそうな気がしました)
(3) インターネットバンキング等
手数料:不要(※銀行よっては必要らしい)
ご利用に当たっては、事前に税務署へe-Tax(国税電子申告・納税システム)の利用開始手続を行っていただく必要があります。
との記載がありました。
この手続きが難解な気がしたのでこの方法はスキップしました。
(4) クレジットカード納付
手数料:かかる
クレジットカード納付の方法を見た感じはe-taxは介さずにできそうでした。しかし、下記注釈がありました。私は納税告知書が届いていなかったので、e-taxからの手続きがあり断念しました。
ただし、一部の税目※については、「国税クレジットカードお支払サイト」から直接手続を行うことができません。`
※1「源泉所得税及び復興特別所得税」
税務署長から納税の告知を受けていない方(納税告知書が届いていない方)は、「国税クレジットカードお支払サイト」から手続を行うのではなく、「e-Tax」から手続を行う必要があります。詳しくは、源泉所得税(徴収高計算書)についてよくある質問をご確認ください。
また手数料もかかるため、あえてこの方法は選択しなくても良いと考えました。
下記サイトから納税できるようです。
(5) スマホアプリ納付
手数料:不要
納税できる金額は30万以下です。
ならばスマホアプリ納付ではどうかと考えました。こちらもe-taxを介さなくても納税できそうなので期待感を持ちました。
PayPayで納税しようとしたですが、納税のためには本人確認が必要でした。本人確認には、1~3日かかるので断念しました。早めに動かなかった自分が悪いですね。(※本人確認は1日もかからずできました)
ちなみに下記サイトから納税できるようです。
国税スマートフォン決済専用サイト](スマホからのみアクセスできます)
(6) コンビニ納付(QRコード)
納税できる金額は30万以下です。
国税庁ホームページで提供する作成システムから、納付に必要な情報をQRコードとして作成(印刷)し、コンビニエンスストアで納付する方法です。
上記の記載がありました。国税庁ホームページで提供する作成システムでハマりそうな気がしたのでスキップしました。
(7) 現金で納付する方法
現金に納付書を添えて、納期限までに金融機関(日本銀行歳入代理店)又は所轄税務署で納付する方法です。納付書をお持ちでない方は、税務署又は所轄税務署管内の金融機関に用意してある納付書を使用してください(金融機関に納付書がない場合には、所轄税務署にご連絡ください)。詳しくは、「現金に納付書を添えて納付(金融機関又は税務署の窓口)」をご覧ください。
G-2-8 現金に納付書を添えて納付(金融機関又は税務署の窓口)
一番アナログなこの方法で納付しました。
納付所は税務署から送られてきて必要項目は印字されていたので、手書きは納税金額だけで良かったので手間はかかりませんでした。
(最初の確定申告ということもあり納税感?を味わいたいこともありこの方法にしました)
金融機関は下記に記載されています。
反省点
- 早めに実施する(2月中に終わらせるスケジュール感で動きたい)
- 日々の記帳はマメにする(せめて月毎で)
- 事前申請が必要な手続きは早めにすましておく。
- 電子帳簿等保存法によって2024年1月1日から電子取引の書類は紙保存が廃止となるため、電子書類の命名規約を決めて検索性を高める。
さいごに
自分のための備忘録として書きました。
本記事の内容の正確性・妥当性は保証できません。参考情報に留めていただければと存じます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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