【Silver DBA】タイムゾーン

タイムゾーン

国や地域ごとの日時の基準（標準時）を使用する国や地域のこと。
日本はAsia／Tokyo。

タイムゾーンは タイムゾーンリージョン名か、タイムゾーンオフセットで指定。

タイムゾーンリージョン名
Asia/Tokyoなどの国や地域名。

タイムゾーンオフセット
+9:00など、UTCとの差。

Oracleの日時データ型

データ型	内容
DATE	日付と時刻
TIMESTAMP	日付と時刻（小数秒を含む）
TIMESTAMP WITH TIME ZONE	日付と時刻（小数秒を含む）、タイムゾーン情報
TIMESTAMP WITH LOCAL TIME ZONE	正規化された日付と時刻（小数秒を含む）

TIMESTAMP WITH TIME ZONE

TIMESTAMP WITH TIME ZONE型は NLS_TIMESTAMP_TZ_FORMAT初期化パラメータに設定した書式モデルで表示。

TIMESTAMP WITH LOCAL TIME ZONE

指定された日時をデータベースのタイムゾーンに正規化してデータベースに保存。
データベースのタイムゾーンはUTCに設定することが推奨されているので、
指定された日時はUTCに変換されてデータベースに変換されることが多い。

現在日時を戻すファンクション

ファンクション	基準	戻すデータ型
CURRENT_DATE	Oracleセッションのタイムゾーン	DATE
CURRET_TIMESTAMP	Oracleセッションのタイムゾーン	TIMESTAMP WITH TIME ZONE
LOCALTIMESTAMP	Oracleセッションのタイムゾーン	TIMESTAMP
SYSDATE	データベースサーバーのOSのタイムゾーン	DATE
SYSTIMESTAMP	データベースサーバーのOSのタイムゾーン	TIMESTAMP WITH TIME ZONE

Oracleセッションのタイムゾーン
以下のコマンドで取得できる。

SELECT sessiontimezone FROM dual;