Azure上で、WordPress環境のCopyを再構築する・バックアップから復元する方法
こんにちは、AIQ株式会社のフロントエンドエンジニアのまさぴょんです!
今回は、Azure上で、WordPress環境のCopyを再構築する・バックアップから復元する方法について解説していきます。
要件定義
今回の要件定義をまとめると次のとおり。
- すでに本番で稼働中のWordPress環境のStagingバージョンを作成したい。
- 本番稼働中のWordPressのDataもすべて、Stagingに引き継ぎたい。
試して失敗したことと、方針の決定
当初、Azure上のリソースをCopyするだけだから、簡単だと考えていましたが、そんな甘い話ではありませんでした。
試して、失敗したことを要約すると次のとおり。
- Azureのリソース グループを丸々Copyできないか試したが無理だった。。。🥺
- リソースごとに特性があり、Copyはそれぞれに応じた対応をする必要があるようです。
- Azure Web Apps や、Azure Database for MySQLなど、ServiceごとにCopyを試したが、時間がかかるし、繋ぎ込みなどに苦戦する。。。🥺
- Azure PowerShellの活躍で、Azure Web Appsを Copyは成功。
- Azure Database for MySQL を別のリソースグループに Copyする方法が見つからず途方に暮れる。。。
- その他、Network(VPN)などの移設どうするの問題など、問題が山積み。。。
上記のような状態で、既存のものをそのままCopyしようとすると、かなり大変なので、次のような方針に変更しました。
- WordPress環境をゼロイチで構築する。
- WordPressから取得した BackUpのDBデータやファイルDataを使って、復元する。
絶対、これの方が簡単やん、もっと早く気づいてくれよ、自分。。。
Azure上で、WordPressの環境を構築する
Azure公式のクイックスタートの通りに、まずはWordPress環境を構築します。
かなり簡単に、WordPress環境が構築できるはずです。
WordPressのバックアップDataから復元(Restore)する
それでは、WordPressに、Loginして、 BackUpのDBデータやファイルDataを使って、復元する作業に入ります。
移行元から、バックアップDataを取得する
まずは、移行元で、プラグイン「All-in-One WP Migration」を追加します。
追加して、有効化したら、エクスポート画面に行きます。
高度なオプションを開くと、エクスポートをしないものを選択することができます。
例えば、次のようにして、themeに関するDataだけをエクスポートしてみます。
エクスポート先の項目は、「ファイル」を選択してください。
続いて、「バックアップ」のタブを選択します。
エクスポート先の項目で「ファイル」を選択していると、「バックアップ」に追加されます。
右側の3点マークをクリックして、Downloadを選択します。
localにDownloadをしたら、復元(Restore)する際に、わかりやすいように、DirectoryにバックアップのDataを格納していきます。
バックアップDataから復元(Restore)する際に、Dataの容量が多いと、失敗したり、
「All-in-One WP Migration」の有料プランにしないと対応できなくなったりするので、
エクスポートする単位を切り分けることをオススメします。
今回の場合は、次のように、theme, db, media, plugin のような区分けで、切り分けました。
移行先のWordPressで、復元(Restore)する
移行先でも、プラグイン「All-in-One WP Migration」を追加します。
追加して、有効化したら、インポートタブを選択して、先ほど取得したバックアップDataを1つずつインポートしていきます。
無料版では、最大アップロードファイルサイズが、50 MB までの制限付きなので、注意してください。
無料でインポート容量を上げる方法もありますので、インポート容量を上げる必要がある場合は、こちらの記事を参照してみてください。
まとめ
上記手順で、無事に、Azure上で、WordPressのSTG環境を構築することができました。
Azureではなく、WordPressのPlugin機能に助けられました。Pluginに感謝!
[参考・引用]
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