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Windowsにおいて、Microsoftがオプション機能として用意しているOpenSSHをインストールする際の備忘録
Windows 10 Pro(など)で OpenSSH サーバを起動するための必要な手順に関する情報はQiitaにもすでに記事がありますが、Windowsで最も標準的と思われる、Microsoftがオプション機能として提供しているOpenSSHをセットアップする手順に関して、一次情報などの情報が分かりづらかったので主に自分向けのメモとして作成したものです。
動作確認した環境
- Windows 10 Pro バージョン 10.0.19043 ビルド 19043
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手順の要約
- 「OpenSSHをインストールする」に記載の通り、Windowsの設定アプリ内の「アプリと機能」の設定を開き「オプション機能」を選択する。もしくは Windows メニューを開き、「オプション機能の管理」を検索すると同じ設定画面を開くことができる。
- 「オプション機能」の設定で、「OpenSSHサーバー」を追加する。
- OpenSSHサーバ、
ssdh
の設定ファイルは、参考文「サーバー構成」に記載の通り、%PROGRAMDATA%\ssh\
以下にあるsshd_config
になるので、これを編集する(管理者権限のExplorerや、PowerShellを使うと良い)※場所がわかりにくい。
Authorized_Keysを用いたパスワードレスでのログインをしたい場合、し、以下の設定変更をすると良い。- 以下の設定を有効にする
AuthorizedKeysFile .ssh/authorized_keys
-
administorators
グループに居るユーザでSSHログインをする場合は、デフォルトのsshd_config
に含まれている以下の設定を無効にする(しないと、前項の設定が効かない)。殆どの場合、下記の設定は不要なので安心して消しましょう。#Match Group administrators # AuthorizedKeysFile __PROGRAMDATA__/ssh/administrators_authorized_keys
- 必要に応じて、
%USERPROFILE%\.ssh\authorized_keys
を用意する。
- 以下の設定を有効にする
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