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DifyでWeb上のPDFを要約してみる
はじめに
仕事で読まなきゃいけないPDFって、たいていめちゃくちゃ長いですよね。時間もかかるし、「どこが重要なんだ!」ってなる。そこで今回は、Dify と Jina AI を使って、自社の決算資料PDFをいい感じに要約する方法をご紹介します。
用意するもの
作業に必要なのは以下の3つ。
Difyアカウント
Difyは、ノーコードでRAGなどが作れるツールです。
要約や質問応答がサクッとできちゃいます。アカウント作成は公式サイトから。
jinaAIのAPIKey
後述するjinaAIとの連携などに必要です。
決算資料のURL
今回は弊社の決算資料を使いました。
実装
作成したワークフローは下記になります。
jinaAIとの連携
まずはワークフローの作成画面に入り下記の操作を行います。
(1)画面下の+ボタンを押下
(2)ツールタブに遷移
(3)jinaAIと検索します。
(4)SingleFetchPageを選択してワークフローに組み込みます
※jinaAIは検索システムに強みを持っているのでRAG構築には相性が良いツールと感じています。
ユーザーが入力したURLをクエリとして読み込む
開始で入力されたURLを呼び出すようにします
モデルの設定とプロンプトの設定を行う
ChatGPT4oを設定し、プロンプトは文章要約を日本語で小見出し付きで500文字以内と指定しました。
回答を呼び出す
LLMのtextを呼び出し回答できるようにします
実際に使ってみる
DifyのアプリにURLを打ち込むとPDFの要約をしてくれます。
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