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DifyでWeb上のPDFを要約してみる

2024/12/03に公開

はじめに

仕事で読まなきゃいけないPDFって、たいていめちゃくちゃ長いですよね。時間もかかるし、「どこが重要なんだ!」ってなる。そこで今回は、Dify と Jina AI を使って、自社の決算資料PDFをいい感じに要約する方法をご紹介します。

用意するもの

作業に必要なのは以下の3つ。

Difyアカウント

Difyは、ノーコードでRAGなどが作れるツールです。
要約や質問応答がサクッとできちゃいます。アカウント作成は公式サイトから。

jinaAIのAPIKey

後述するjinaAIとの連携などに必要です。

決算資料のURL

今回は弊社の決算資料を使いました。

実装

作成したワークフローは下記になります。

jinaAIとの連携

まずはワークフローの作成画面に入り下記の操作を行います。
(1)画面下の+ボタンを押下
(2)ツールタブに遷移
(3)jinaAIと検索します。
(4)SingleFetchPageを選択してワークフローに組み込みます

※jinaAIは検索システムに強みを持っているのでRAG構築には相性が良いツールと感じています。

ユーザーが入力したURLをクエリとして読み込む

開始で入力されたURLを呼び出すようにします

モデルの設定とプロンプトの設定を行う

ChatGPT4oを設定し、プロンプトは文章要約を日本語で小見出し付きで500文字以内と指定しました。

回答を呼び出す

LLMのtextを呼び出し回答できるようにします

実際に使ってみる

DifyのアプリにURLを打ち込むとPDFの要約をしてくれます。

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