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sattoを活用してNotionタスク管理術をアップデートする

2024/12/02に公開

はじめに

本記事は、以前アップした記事をsattoを活用してツールをアップデートした記事です。
ソフトバンク発の生成AIエージェントsattoの公式エバンジェリストの私が作成した&オススメするタスク管理をsattoを活用することで、よりスマートなタスク追加のUXを実現することができたので、記事にまとめてみました。

⇩前回の記事はこちら

https://zenn.dev/aidemy/articles/97dd4d4f5feacd

実際に約2ヶ月間、sattoを組み込んで使ってみた感想

正直、sattoがないと困る領域まで、私の業務プロセスに組み込まれています。(sattoがないとタスクの追加漏れが増えそう)
五月雨で来るタスクを脳死でコピペ&実行することでNotionDBでタスク管理することが可能になりました。

私がタスクの追加UXでsattoを活用し続けている理由は大きく4点あります。

  1. ショートカットで起動できること
  2. コピーできる場所ならどこでも起動できること
  3. コピーした内容をそのままAIに入れ、タスク名や期限などを自動で入力してくれること
  4. 2ではあるものの、追加前に内容の確認・修正ができること

↓Slackで上司から来た連絡をsatto経由でNotionに入れてます。(動画はデモです)

想定読者

  • Macユーザー
  • sattoユーザー
  • sattoの活用例を知りたい方
  • Notionでタスク管理を行なっている方&これから行いたい方
  • タスク管理に悩んでいる方

sattoとは

  • ユーザーが複雑なプロンプトを記述しなくても、直感的な操作でAIの力を活用できるよう設計されている生成AIエージェント。
  • 特にGoogleのサービス(Gmail、Googleカレンダー、スプレッドシートなど)との相性がよく、比較的容易に連携が可能。
  • それだけでなく、APIを通じてさまざまなSaaSサービスと連携可能で、複数のサービスを横断した処理も実行することが可能。
sattoによるsattoのためのsattoの説明
  • 動画で生成された文章
    ソフトバンクがリリースしたsattoという生成AIアプリは、ユーザーが簡単に創造的なコンテンツを生成できるアプリケーションです。具体的には、自然言語処理技術を駆使して、テキストや画像、音声など様々な形式のコンテンツを生成することができます。例えば、文章を自動生成したり、画像を加工したり、音声を合成したりする機能が含まれています。これにより、ビジネスや個人の創作活動を効率化し、アイディアを形にする手助けをします。

使ってみたい方は、こちらのウェイトリストより登録してみてください。
https://satto.me/

※まだsattoを使うことができない方は、ウェイトリストに登録してみてください!

ウェイトリストからある日突然、こんな感じのメールが来ます!

NotionとSwiftBarのタスク管理術と改善

ツールを使い続けた感想と出てきた課題

利用前後 タスクの追加を忘れてしまう タスクを見直す習慣がない
悩み
(前)
・さまざまなツール経由でタスクが振られる
・タスク管理表(Notion)を開いてなく、タスク追加することを忘れてしまう
・タスクを見直す業務プロセスがなかった
・頭の中で完結させてしまってた
・管理するなら徹底的に管理したくて、継続できなかった
感想
(後)
・タスクの追加漏れが減った
・タスク追加UXがイマイチ
 ・ Zenityが起動が遅く、タスク追加し忘れてしまう
・定期的にタスクを確認するようになった
・私にとってすぐタスクを表示できるUXは神だった

sattoを使って改善したこと

現在、タスクの追加ではzenityを使ってタスクの追加ができるようにしていました。
しかし、それでは上記通り、タスク追加UXがイマイチであったため、今回はsattoを使ってタスク追加のUXを改善することにしました。

この改善でsattoに期待したこと

  • より簡単にタスク追加できるようなUXを実現すること
  • タスク管理に追加するために必要な情報(タスク名など)を簡単に取得できること
    • 従来は、タスク名を自分で考えたり期限を自分で設定したりしていた(がちょっとめんどくさかった)

実際にsattoでスキルを作ってみる。

1. Notionの設定を行う

※詳細は、NotionとSwiftBarによるタスク管理のすゝめ #Notionの設定をご参照ください。

2. sattoを開く

  • sattoのアプリを開く。

3. アプリノードを作成する

3-1. スキルを作成する

  1. 赤枠のスキルを作成するを押す

  1. スキル作成画面を開き、スキル名を入力する
    ここでは、NotionDBにデータを連携するをスキル名にする。

3-2. アプリノードを追加する

AIノードとチャット画面(出力)との間にアプリノードを追加する

  • アプリノードを選択する

  • アプリノードを追加後の画面

4. インプットのパラメータ設定

  • インプットノードからパラメータを設定していく。

  • 初期値オプションは、AIに考えさせるを選択する

ラベル名 パラメータの説明
タスク名 ・タスクの名称
優先度 ・タスクの優先度を「高」「中」「低」の中から選択してください。
・優先度の判断基準は、タスクの期日が近いかどうかです。
・判断できない場合は、「高」にしてください。
期限 ・余分な空白は入れないでください。
・タスクの期日を{"yyyy-mm-dd"}にしてください。
・わからない場合は本日の日付を設定してください。
・iso8601の形式にしてください。
メモ ・タスクの詳細や補足事項について簡潔にまとめてください。
・この時担当者情報は不要です。
・詳細・補足事項がない場合は、"特に無し"で設定してください。
  • インプットパラメータの設定例(優先度)

  • 設定後の画面

5. AIノードの設定

ここのAIノードでは、インプットノードで設定した4項目をJSON形式で出力させるように命令していきます。

プロンプト
body_output.json
# 命令

{{タスク名}} {{優先度}} {{期限}} {{メモ}} を出力形式に合わせてJSON形式で出力してください。

# 出力形式

{
    "parent":{
        "database_id":"<NotionDBのID>"
        },
    "properties":{
        "タスク名":{
            "title":[{"text":{"content":"{{タスク名}}"}}]
        },
        "期限":{
            "date":{"start":"{{期限}}"}
        },
        "優先度":{
            "select":{"name":"{{優先度}}"}
        },
        "メモ":{
            "rich_text":[{"text":{"content":"{{メモ}}"}}]
        }
    }

}



# 補足

- 出力形式以外を出力しないでください。

6. アプリノードのパラメータの設定を行う

Header.json
{
  "Authorization": "Bearer <Notion APIキー>",
  "Content-Type": "application/json",
  "Notion-Version": "2022-06-28"
} 
  • Body
    • AIノードの出力結果を設定します。
    • 設定後のイメージ

7. チャット画面(出力結果表示)を設定する

ここは任意の出力結果を設定でOK
今回は、下記2点を出力結果で表示するによう設定した

  • タスク名の表示
  • (一応、)アプリの実行ログの表示

8. スキルを実行してみる

  • 全体テスト

  • 実行結果

    • 各ノードの右上にあるグルグルマークを押すと結果を表示できます

    • 実行結果を見てみる

    • Notionも見てみる(無事連携できてますね!)

最後に

Notion×Swiftbarによるタスク管理をsattoを活用してアップデートしました。
ショートカット1つでsattoを起動でき、テキストコピーによってコンテキストを作成することで、タスクを依頼された時にすぐ追加できるUXがとても気に入っています。

ぜひsattoNotion×Swiftbarも活用してみてください
困ったことがあればコメントまたはXのDMにメッセージいただければ対応可能です。

sattoの活用例は、Xの#satto_skillで閲覧することができます
もちろん、作ってみたらXにて#satto_skillで投稿も楽しみにしてます!

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