🖋️
中国産生成AI「Kimi AI」に技術資料のレビューしてもらった。
記事概要
月之暗面科技有限公司(Moonshot AI)が運営する、中国の生成AI Kimi AI にIT系の日本語技術資料をレビューしてもらいました。
中国産生成AIの活用研究会では、いろいろな側面で日系企業での活用を模索しています。
こんなことができるか知りたい。話を聞いてみたいという方がおみえでしたら、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
レビュー元資料
日本製kintoneプラグインが中国環境で動作するかの検証レポートをKimi AIに読んでもらい、レビューをもらいます。公開情報のみで作ったレポートなので、機密情報は含まれません。
Kimi AIへの指示
- まず日本語回答モードに入ってもらいます。下図の様によく使う指示は常用語として登録できます。
- ワードファイルをアップロードします。日本語の技術資料です。
クリックするとプレビューをみることもできます。
- Kimi AI へのお願い
下図の様にお願いしてみます。
Kimi AIの回答
下図の様な回答がきました。基本的には一般論ではありますが、なかなかきちんとした回答ですね。他にも、一時的な検証ではなく、一定期間検証することが望ましいというような回答がでることもあり、質問の仕方によって回答にぶれがでるのは、生成AI特有の挙動かもしれません。
Kimi+の回答
KimiにはKimi+という形で専門性の高い拡張のようなものがあります。
IT系に強そうな下図の拡張も試してみました。
回答はこちら。こちらのほうがIT色が濃くて、アドバイスとしてはより的確な様に感じます。
まとめ
基本的には一般論ベースの回答ではありますが、数点、気づきがある回答もあり、中国AIですが日本語でここまできちんと回答してくれることが興味深いです。
執筆担当:開発担当(エンジニア)
Discussion