中国産生成AI「Kimi AI」でパワーポイント生成してみた
記事概要
月之暗面科技有限公司(Moonshot AI)が運営する、中国の生成AI「Kimi AI」で、URLを指定してそのコンテンツを元にパワーポイントを生成してみました。
中国産生成AIの活用研究会では、いろいろな側面で日系企業での活用を模索しています。
こんなことができるか知りたい。話を聞いてみたいという方がおみえでしたら、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
Kimi+
Kimi AIのメニューの中にKimi+というものがありまして、そこではいろいろと拡張ができるようです。
今回はPPT助手(PPTアシスタント)を使用してみます。
サードパーティの拡張もあるようなので、どこまで機密データを読ませていいかを把握するまで、オープンなデータで試します。
PPT作成をお願いしてみる。
過去書いた記事 中国産生成AIのログイン方法まとめ(全9種) をPPTにしてもらいます。
URLを指定して、PPTを日本で作ってもらう様にお願いしてみました。
Kimiが目次を生成したあとに、PPT変換ボタンがでてきたので、クリックします。
デザイン指定ができるようです。せっかくなので中国風を選択します。
生成されたPPTをダウンロードします。
なかなかかわいいPPTができました。フォントは調整が必要ですね。
ざっと下図の様な形で生成されました。基本的には内容をぺたぺた貼り付けているだけなので、文脈とか、まとまりとかは特に考慮されていない印象です。
きちんとした構成にしようとするには、最初の指示のタイミングでKimiが目次を作るので、その段階である程度細かく指定する必要がありそうですね。
まとめ
中国風デザインの種類も豊富なので、そういった素材的な意味ではなかなか面白いと思いました。
実務レベルでのPPTが作成できるかは、業務要件と指示次第だとは思いますが、とりあえずそれなりの形のパワーポイントっぽいものを作るのは簡単にできそうですね。
執筆担当:開発担当(エンジニア)
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