🐡
RiderのIdeaVim拡張で別のタブグループに移動するキーマップを作成する
Riderのvim拡張「IdeaVim」では、標準のままではタブを別のタブグループに移動させることが出来ない。設定ファイルを変更したら、生のvimと同じとまではいかないものの、十分実用に耐えられるラインの再現はできたので、その方法を紹介する。
Riderのアクションをvimキーバインドで呼び出す
例えば ,f
のキーバインドでRiderの全検索ウィンドウを呼び出したければ、IdeaVimの設定ファイル .ideavimrc
(windowsの場合 _ideavimrc
) に以下を記述すればいい。
nnoremap ,f :action SearchEverywhere<CR>
:action <Riderのアクション名>
で、Riderのアクションをvimライクに呼び出すことができる。
タブを別のグループに移動する
vimには <C-w><C-l>などで、指定した方向にあるタブグループにタブを移動させることができる。IdeaVimにはこれに相当するキーバインドは機能しておらず、同じ動作をするActionもない。
代わりに、別のタブグループにタブを移動させるアクション「MoveEditorToOppositeTabGroup」は存在するので、それを利用する。
.ideavimrcに以下を記述する。
nnoremap <C-w>m :action MoveEditorToOppositeTabGroup<CR>
これで、<C-w>mでタブを移動させられるようになった!
(補足):actionコマンドで呼び出せるRiderのアクション一覧を取得する
:actionlist <アクション名>
と入力すると、その名前を持つアクション一覧が表示される。 actionlist Everywhere
を入力するとこんな感じ。
Discussion