⛳
Java未経験がJava Gold(SE 11)を受験してみた
記事の概要
Java SE 11 Goldを受験し合格したので、勉強方法等をシェアする。
対象者
Java SE 11 Goldを受験予定で且つ、下記のいずれかに該当する方にお読み頂ければ幸い。
- 『Gold』なので 「難しいのでは?」 と不安を抱いている。
- 勉強を始めたが、Silverより苦戦し思うように進まない。
- 色んな人の勉強方法を見て、自分に合った方法を見つけたい。
必須条件
Java未経験の場合、下記のいずれかに該当すること。
- 他の言語での開発経験があること。
- 何らかの形でコーディングを少しでも学んでいること(本当の『未経験』 はこっちかな?)
※理由:『if』や『while』など、他の言語でも見かける最低限の作法は必要なため。
(Silverに合格する時点で学んでいるとは思うけど;)
筆者スキル
私は『Java未経験』 で、下記のスキルである。
- 開発SE歴18年
- ここ3年は上流工程がメインで、あまりコードは書かない(SQLは書く)
- VB.NET:5年以上経験あり(ただし、最後に触ったのは10年以上前)
- C#:4ヵ月(ただし、最後に触ったのは3年前)
勉強方法
ここからは、私が実際に実施した内容を記載する。
どのくらい時間をかけた?
- 100時間程度
- 期間は約2ヵ月半
- 平日は1日1時間、休日は2~3時間程度
教材は?
-
黒本のみ
参考にした情報(ブログ)
沢山の合格者さん達によるブログを拝見し、2つピックアップした。
これらのブログを読んだ上で、自分なりの方法を考えた。
どういう進め方?
※以下、全て黒本ベース
最初
- 第1章~第12章まで、とにかく問題を解く。
- 解説は浅く読む(何で間違ったのかを確認する程度)
- 上記を繰り返し、まずは『自分の解釈で』なぜこの問題の正解はこれになるのかというパターンを掴む。
中盤(問題をほぼ正解できるレベル)
- 第1章~第12章まで、問題を見つつ解説を読む。(問題と解答はページが離れているので、各自工夫は必要)
- 解説で太字や表になっている箇所や、試験対策ポイントとして記載されているところを重点的に読む。
- 上記『3.』の 『自分の解釈』と解説に乖離がある箇所を学び直す。
- ある程度読んだら、また第1章~第12章まで、とにかく問題を解く(そこそこ間違えるが、気にしない)
- 間違えた箇所の解説をしっかり読む。
終盤(第1章~第12章の解説を2周読んだ頃)
- 第13章(模擬試験)を解く。※80問中、35問しか正解出来なかったw
- 問題を見つつ解説を読む(第1~12章までより解説が短いので、サクサク読める)
- 上記を繰り返す。覚えてしまうくらいでも良い。
試験直前の3日前くらいから
- 第1章~第12章までの太字や表になっている箇所や、試験対策ポイントを読み込む
- 第13章(模擬試験)を全問正解出来るまで解く。 解説はさらっと読む。
- 上記で紹介したブログを読み返す(解く上で、大事なポイントが結構書いてある!)
ここまでやると、第1~13章全ての問題がほぼ確実に正解できるレベルになっている。
試験当日
問題数は80問、試験時間は3時間。
- 前半の約10問程度は、見たことが無いような問題も出ると聞いていたが、確かにそうだった(時間かけずに、選ぶだけ選んでおくと良い)
- 黒本の第13章に類似した問題が多い!!(ちょっと笑いそうになったw)
- 上記の類似問題に引っ掛けがあるのでは?と試しに5問くらいコードをトレースしたが、引っ掛けは見つからなかった。
- 黒本の第2章(関数型インターフェースとラムダ式)と第4章(ストリームAPI)に関する問題が多いと聞いたが、第13章の類似問題が多くて気にならなかったw
試験開始から1時間で完答し、ほんとに数問だけ見直しをして終了。
結果
8割程度は正解だった。
感想
- 『Gold』という響きに怖気づかず、事前にきちんと情報収集をすれば十分に対策が出来て合格出来る試験だと思った。
- 黒本の模擬試験は1回分しかないけど、この1回分の効力に感動したw
受験直後にYouTubeで話したりw
最後に
この資格により必ずしも『Java出来ます!』という訳では無いが、下記のようなメリットが考えられる。
- 会社によっては報奨金が貰える(Gold級は結構良い金額かも)
- Javaが未経験でも、案件に参画するチャンスに繋げられる。
- Javaの基本+αは押さえられる(と思う;)
とりあえずSilverを受験したのなら「迷わずそのまま挑戦するべし!!」かなと。
以上
Discussion