AWS DVA (AWS Certified Developer – Associate)認定資格 振り返り
はじめに
2024/8/17にDVA (AWS Certified Developer – Associate)の資格を受験し、合格しましたので、
これからDVAの試験を受けようとしている方のための参考になればと思い、忘れないうちに実際にどんな問題の傾向だったか、学習方法は、学習時間は、などをまとめていきたいと思います。
筆者の取得済み認定資格およAWSの使用経験
取得済み資格
認定日 | 認定資格 |
---|---|
2022.04.30 | AWS SAA (AWS Certified Solutions Architect - Associate) |
2023.10.21 | AWS SAP (AWS Certified Solutions Architect - Professional) |
AWS使用経験
8か月
学習方法について
CloudTechのAWS資格演習対策コースのDVA264問を解きました。
逆に言うとCloudTech以外の問題集などは使用していません。
CloudTechの割引クーポンを発行しておりますので、興味がある方はこちらのコードを使ってお得に入会することが可能です。
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具体的な学習方法
問題は全部で264問あります。
- どのような問題が出るのかを把握するため、まずは264問全てを解きます。
その際、以下のような表を使用し、誤った問題を記録していきます。
10問ずつ1レコードに記録し、E列に1回目、F列に2回目といった形で問題を何回解いたかを記録していく
- CloudTechの資格演習ではブックマーク機能があるのでそれを活用します。
この青、赤、緑の活用方法については以下のように活用します。
- 青: 問題の内容も理解できているし、正解した
- 赤: 問題の内容は理解できておらず、不正解だった
- 緑: 問題の内容は理解できていないが、正解した
こうすることであとで復習をする際に、「赤」と「緑」だけをやれば良いように効率的に学習を進めることができます。
ブックマークページは別画面にて、青、赤、緑に設定したものをリストで確認することができます。
- 全ての問題を解き終わったら、後は赤、緑の問題を再度解いていきます。
スマホからでも問題を解くことができるので、電車に乗っている間のスキマ時間や待ち時間を活用して、ひたすら問題を解いていきます。
「赤」にブックマークした問題で、内容も理解できたし、正解できたものについては「青」に変えていき、最終的に〇%の割合正解できているのかを導き出して、自分がおおよそどの程度の正解率なのかを把握します。
参考までに私の場合は「青」「緑」の割合が最終的に240/264問 (90%程度)の正答率で試験を受けました。
(赤: 24問, 青: 197問, 緑: 43問) - ブックマークで「赤」で何度も正解できない問題は、そのサービスを全く知らないために正解できない問題のため、Notionを活用し簡易的にアウトプットすることで脳への記憶の定着をするようにしました。重要なのは、アウトプットする際は調べた内容を自分なりにかみ砕いて記録することが重要です。
調べた内容をそのまま落とし込みするのは脳への定着率は、自分なりにかみ砕いて落とし込みする場合と比較して非常に効果が低いです。
上記については、以下書籍にも記載されていますが、科学的根拠に基づいた研究結果があり、実際にただ写しただけの場合との違いについて言及しています。
科学的根拠に基づく最高の勉強法
学習期間
学習期間はおおよそ2~3週間程度です。 (日付換算)
スキマ時間の学習時間は計測していないため、実際はもう少しあるのかなと思います。
Notionに記録をしていた学習記録が以下です。
余談ですが、私は今年の6月に息子が生まれまして、育児や家事をしながらという状況のため学習時間も限られている中でしたので、だいたい早朝の決まった時間に学習するようにしました。
小学生 (6年生)の娘が夏休み期間だったこともあり、毎朝娘の朝の支度などを手伝うこともなかったので、その点は普段に比べて学習時間を確保できたかな、と思っています。
とはいえ、息子がぐずっているときは息子を抱っこしながら問題を解いたりしたこともありましたので、やはり新生児がいる家庭や育児をしながらの学習は大変だと感じました…
問題の傾向
CloudTech資格演習コースとの類似した問題数
CloudTechの資格演習コースと類似した問題は8/65問 (12%)という結果でした。
SAPを受験したときはもう少し多い印象でしたので、今回しっかり数えながら受験したら意外に少ない数字でしたね。
出題されたAWSサービス (()書きが出題傾向の多少)
- Lambda (多)
- API Gateway (多)
- DynamoDB (多)
- CloudFormation (中)
- SQS (多)
- Kinesis Data Streams (少)
- CloudFront (少)
- Route53 (少)
- EventBridge (中)
- S3 (中)
- SDK (少)
- CloudWatch Logs (少)
- Secrets Manager (少)
- EC2インスタンス (インスタンスメタデータ) (少)
- ECR (少)
- ECS (少)
- IAMロール (少)
- Elastic Beanstalk (少)
- ElastiCache (少)
全てを網羅する必要はないが確実に学習しておいた方が良い内容
- Lambda
- API Gateway
- CloudFormation
- SQS
- EC2インスタンス (インスタンスメタデータ)
- IAMロール
Lambda, API Gateway, DynamoDBについてはほぼ100%出題されると思って学習に取り組んだ方が良いかと思います。
出題された問題の細かい内容まではちょっと記憶が定かなためここではあまり適当なことは書けませんが、上記3つのサービスについては結構深いところまで知らないと答えられない問題が多かったため、Amazon Black BeltやDevelopersIOなどを活用しながら学習すると良いかと思います。
今回の記事がAWS認定資格を受験する方の参考になれば幸いです。
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