【AZ-140 合格体験記】Azure Virtual Desktop スペシャリストへの道!
はじめに
業務で Azure Virtual Desktop (AVD) の保守と Windows 11 化に向けて設計構築に携わっておるものです。(運用面もお手伝いすることしばしば)
知識の整理と新機能のインプットのために AZ-140 に挑戦しました。
結果は…見事合格!
うーん、個人的には色々な意味で難易度が高いと感じています。
AZ-140 って何?なんで難しいと思った?どうやって勉強した? そんな疑問にお答えします!
AZ-140 って何?
Microsoft Azure の認定資格「AZ-140: Configuring and Operating Microsoft Azure Virtual Desktop」は、Azure 上の仮想デスクトップ環境 (AVD) を構築・管理するスペシャリストを証明する資格です。
画像左上の赤枠で囲っている箇所が該当します。
お気づきの通りマイナーな資格です(笑)
試験の概要
- 試験名: AZ-140 Configuring and Operating Microsoft Azure Virtual Desktop
- 試験時間: 約 2 時間
- 問題数: 50 問程度
- 形式: 選択式がメイン
- 受験方法: テストセンターまたはオンライン
- 合格ライン: 1000 点満点中 700 点
- 費用: 約 2 万円
試験内容は、主に以下の 4 つの分野から出題されます。
- Azure Virtual Desktop インフラストラクチャの計画と実装 (40 - 45%)
- ID とセキュリティの計画と実装 (15 - 20%)
- ユーザー環境とアプリの計画と実装 (20 - 25%)
- Azure Virtual Desktop インフラストラクチャの監視と保守 (10 - 15%)
どんくらい難しいの?
正直、出題内容のレベル自体はそこまで高くありません。
しかし、良質な教材が圧倒的に少ない (特に日本語対応が無い) ことが、最大の難関です。
まさに Azure の弱点だと思います…。
この辺りを語ってしまうと、もう一本別記事が書けるくらいなのでやめておきます。。
どうやって勉強すればいいの?
Microsoft Learn
- 王道中の王道。必須です。
- しかし、これだけで合格できるかは微妙…。(恐らく無理なのでは?と思います。)
Microsoft Learn: M365 Windows Virtual Desktop
Udemy 問題集&解説動画
- 正直、あまりおすすめはできません。
- 私が購入したものは、解答ミスや問題の重複が多かったです。
- 生成 AI (Gemini, ChatGPT) で正誤確認をしながら学習しました。
- 経験として生成 AI を使いながら学習することは良かったかなと思います。今後、資格学習においても生成 AI を使って勉強することが増えそうです。
AZ-140 Microsoft Azure Virtual Desktop Real Practice Tests
- 解説動画は英語のみ。
- Edge の翻訳機能で視聴しましたが、理解が難しかったです。
Mastering Azure Virtual Desktop (AVD) Advanced Training
その他
- AVD 関連の情報を発信されている牛上さんのブログは必見です。
cloudou.net - 公式ドキュメントは、良質な教材がないため必ず読みましょう。
Azure Virtual Desktop のドキュメント
試験の感想
良質な教材の有無が試験の難易度を大きく左右することを痛感しました。
試験レベル自体は実務のスタートライン程度ですが、知識の整理や新機能の網羅には役立ちます。
AVD に興味がある方は、ぜひ挑戦してみてください!
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