[TypeScript] 配列に指定された条件を判定するsome関数

はじめに

この記事では、コードをシンプルに書けるsome 関数を解説します。

参考資料

結論

配列の要素に指定された条件を満たすか判定するメソッド

const hoge = list.some((各要素) => 条件式);

メリット

1. 引数として関数を直接に渡すことも可能です。

const numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
const isEven = (num: number) => num % 2 === 0;
- const result2 = numbers.some((num) => num % 2 === 0);
+ const result1 = numbers.some(isEven);

2. includes と some の違い
   指定された条件か指定された要素が含まれるのかの違いです。

// 数字の配列
const numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
// 配列の要素に3が含まれているのか
const result1 = numbers.includes(3); // true
const result2 = numbers.some((i) => i === 3); // true

1. 条件を満たす

// 数字の配列
const numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
// 配列の要素で1つでも1より大きい値があるかを確認する
const result = numbers.some((i) => i > 1);

console.log(result(items));

実行結果を確認する

true

2. 条件を満たさない

// 数字の配列
const numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
// 配列の要素で1つでも5より大きい値があるかを確認する
const result = numbers.some((i) => i > 5);

console.log(result(items));

実行結果を確認する

false

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