[GitHub Actions] secrets情報の中身を出力する

🌱 はじめに

この記事では、secrets 情報をマスクされず、出力するを確認方法 を解説します。
下記書籍を参考にしながら調査をしました。

参考資料

🌱 結論

run: echo "${SECRET_INFO:0:1} ${SECRET_INFO#?}"で出力する

yaml

--- 略 ---
    env:
      SECRET_INFO: ${{ secrets.SECRET_INFO }}
    steps:
+      # マスクされずに出力する
+      - run: echo "${SECRET_INFO:0:1} ${SECRET_INFO#?}"

--- 略 ---

🌱 注意事項

1. 不要になったら、コードなどを削除して実運用のコードに含めないようにお願い致します
2. GitHub Actions から GCP に認証するために必要なサービスアカウント鍵はマスクされたままでした。(体験談)

🌱 やり方

0. secrets情報を設定する

今回は、検証のため、ABCDEFGを設定します

ABCDEFG

1. GitHub Action の yaml ファイルにechoを追加

yaml

--- 略 ---
    env:
      SECRET_INFO: ${{ secrets.SECRET_INFO }}
    steps:
+    # マスクされずに出力する
+      - run: echo "${SECRET_INFO:0:1} ${SECRET_INFO#?}"

--- 略 ---

2. GitHub Action を実行

なぜ 表示されるのか？

ログマスクのアルゴリズムは完全一致になります。
1 文字変更すれば、完全一致ではなくなり表示される

▶ Rub echo "${SECRET_INFO:0:1} ${SECRET_INFO#?}"
A BCDEFG