【備忘録】未経験者チームのリーダーをやって2ヶ月経過
はじめに
当時僕がエンジニア歴3年目の時に、
エンジニア歴4年未満のメンバー(9人)のリーダーを務めて2ヶ月経過したので、
その時の学びや気付きを執筆します。
※このプロジェクトは、社内の有志メンバー結成され、社内で使われている図書貸出管理のWebアプリ作成するお話です。
やってよかった事
1. Miroの導入
【Before】
- Microsoft Teamsのリモート会議では、なかなか意見が出にくい
- カメラをオフにしているから、何を考えているか分からない
- マイクの不調や周りの音で集中できない
【After】
- 発言が少ないメンバーも意見を出してくれた!
- emojiの活用で他人の意見の賛同も可視化できる
- 環境因子が少なくて会議に集中できる
2. キックオフ直後からふりかえりを実施する
初回MTGでは、緊張やチームでの馴染み感で会議が活発化しなかった
【Result】
- 初回MTGで発言出来なかったメンバーの意見を聞くことが出来た
- みんなが問題視している内容を可視化出来、プロジェクト改善に繋がる
- チームに関わっている意識を持つことが出来る
3. 一人ひとり選択した理由をちゃんと聞く
会議を活発にするためにこちらで選択肢を用意したが、
一人ひとりの意見を聞く事が出来たけど、どんな思いで選択したのか分かりませんでした。
例えば、
- 「なんとなく選択した」
- 「選択肢の中でそこ単語を知っているから」
- 「思いや意図があって選択した」
【Result】
まだまだ未熟な自分なので、最も優先順位が高い選択を取る事が出来ません。
そこでメンバーの意見と理由を聞くことが、自分では見つけられない優先順位が高い選択を見つける事が出来た。
やっても効果がなかった事
1. もくもく会の場所を設けても来ない
一人で勉強するよりも誰かと画面共有しながらアウトプットしたほうが効率が高いと思い提案しました。
初回の方は来てくれましたが、魅力を伝えることが出来ず、
最終的には、自分ともう一人のもくもく会になってしました。
2. 教材を提供してもやってこない
PythonでWebアプリを作成する事になり、Pythonを学べる教材を提供しました。
任意課題として提案したのもありますが、思ったよりやってくるメンバーが少なかったです。
それよりもハンズオン形式の教材の方が好奇心を持ってくれるような気がします。
3. 議事録を残しても誰も読まない
思った通りですが、自己満の議事録になっておりました。
なので、欠席したメンバーがいた場合は、議事録をメンションで通知するようになりました。
想定と違った事
1. みんなでルールを決めるは、時間がかかりすぎる
開発メンバーの全員が納得してプロジェクトを進めたいと思い、「みんなでルールを決める」でチームを進めました。
しかし、決め事がある度に会議を開き、それまで作業が出来ない
【Action】
下記の基準に関しては、自分とサブリーダーで作業を進めました。
- 選択肢や候補が少ないもの
- この作業をしないとみんなが作業できないもの
2. 議論にならない
会議を活発化するために、自分はある程度下調べしてから会議に挑みます。
しかし、それは少数派でした。
事前知識がないとメンバーの発言に対して判断する事が出来ず、発言して終わりの会議でした。
【Action】
- メンバーが話せる議題だけを取り上げる
- 決める事が難しい議題は、リーダー/サブリーダーで決める
3. 特にやりたい事が強い人が少ない
自分の場合は、AWWSやReactの技術をより強化したくプロジェクトに参加しましたが、
他のメンバーは、「なんとなく技術力UPのために」もいらっしゃいました。
(自分も経験が浅い時は、どんな技術/言語を強化したい、どの領域を伸ばしたいとかはっきり言えなかったです。)
※もちろん、デザインを学びたいという強いメンバーも居ました。
【Action】
思いが強いメンバーの意見を聞き、その意見が他のメンバーが同意してくれるかを確認をした
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