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タイミングプーリーの自作

2024/12/12に公開

やったこと

カメラのジンバルは、回転軸の端にモーターが取り付くが、回転軸上にモーターを取り付けられない構造のものを作る必要があったため、初めてタイミングベルト駆動を試してみた
タイミングベルトはたくさんの種類があり、値段が安いが、タイミングプーリーは値段が高くて金属で重い
タイミングベルトはミスミの在庫品の中から選び、タイミングプーリーは3Dプリンタで作ることにした
今回はタイミングベルトとして、三ツ星ベルトのS3Mシリーズを使ってみた

タイミングプーリーのモデリング

ミスミのS3Mシリーズ用のタイミングプーリーの中から、作成したいタイミングプーリーと同程度の大きさのものを探し、3Dデータをダウンロードする
CADデータはありませんと表示されるが、固定寸2D CADデータはダウンロードできる

ダウンロードしたデータを、Fusionで開く
挿入->DXFを挿入

ダウンロードした中から、作りたいサイズのプーリーを選択して挿入する
このとき、同じ型番の末尾が異なるデータが複数存在している

末尾に文字がないデータをFusionで読み込むと、歯のくぼみが一か所しか表示されなかった

円形状パターンを選択し、くぼみを選択して数量を歯数にすると、きれいにプーリーの歯が作れる

ちなみに、末尾に文字があるデータを読み込むと、全体がスケッチできた
最初からこれでやればよかった・・・

スケッチを終了して押し出しすれば完成
あとは固定する穴など自分の好きなようにカスタマイズして、プリント

完成


きれいなタイミングプーリーが完成
購入したS3Mのタイミングベルトもばっちり嚙み合いました

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