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unity, ARFoundation Sample, iPhone LidAR有りと無しの挙動の差まとめ
経緯、内容
unityでARのアプリケーションを開発しようと思っているのですが、
LidAR有りと無しでどういった違いが出るのか分からなかったため、unityのARFoundationのサンプルをビルドして、その差を比べてみました。
※Face Tracking, Body Trackingは今回は除いています(やってみた感じそんなに差がなかった)
結論
12 Proは床や壁のメッシュの作成がとても早く、正確。XRでは床のメッシュは作成できるが、ずれることもある。
AR Foundation Samples
比較機種
- iPhone 12 Pro
- iPhone XR
Menu
Meshing -> Classification Meshes
- 12 Pro : meshがclassificationされている
- XR meshが生成されない
Meshing -> Normal Meshes
- 12 Pro : Classificationよりも分類はされていないが、床、壁、天井と認識されていそう
- XR : meshが生成されない
Meshing -> Occulusion Meshed
- 12 Pro : ボールがちゃんとocculusionされる
- XR : meshが生成されない
Simple AR (ちょっといじってます)
- 12 Pro : Meshの生成が尋常じゃなく早い
- XR : meshは作られるが、壁の認識ができていない
Interaction
- 12 Pro : 壁のmeshが瞬時に作られる
- XR : 床のmeshは作られるが、壁のmeshは作られない
Light Estimation -> BAsic Light Estimation
- 12 Pro, XR : そんなに大差がない
Plane Detection -> Feathered Planes
- 12 Pro : テーブル、床、壁、天井の認識が秒
- XR : 床の認識はうまくいくが、壁、天井はほとんど認識されない
Plane Detection -> Plane Classification
- 差がとてもわかりやすい
- 12 Pro : None, Floor, Window, Ceilingがしっかりと分けられる
- XR : Floorのみ。かろうじてWall
Anchors
- 12 Pro : Anchorの位置が正確
- XR : 変なところにAnchorが出来ていたりする
Scale
- 12 Pro : 壁、天井もmeshが作られ、影ができる
- XR : 床のみ
AR Collaboration
- 12 Pro : 早い、床も壁もすぐ
- XR : 床はまぁまぁだけど、床以外のところの検知が困難
![](https://storage.googleapis.com/zenn-user-upload/b6aa25ee4a9c24bd453085f9.jpg
Point Cloud
- 12 Pro, XR : そんなに差がない?
Plane Occulusion
- 12 Pro : 壁の認識もはやく、あまりズレない
- XR : 床はさっと認識できるが、少しズレる
Discussion