【完全解説】Claude Code爆速セットアップ!つまずき回避術とトラブル解決法
前回の記事で「Claude Codeってすごい!」という話をしたところ、「具体的にはどう始めればいいの?」というコメントをたくさんいただきました。
確かに、最初のセットアップで挫折しちゃう人も多いんですよね。私も実は、初日に3回もインストールに失敗しました(汗)
今日は、実際に私がハマったポイントと、その解決法も含めて、Claude Codeの始め方を分かりやすく解説します!
✅ 【事前チェック】あなたの環境でClaude Codeは動く?
インストールを始める前に、まずは環境チェックです。
✅ 対応OS
- Mac: macOS 10.15以上(私はMacBookで使ってます)
- Windows: Windows 10/11(WSLが必要)
- Linux: Ubuntu 20.04以上
✅ 必要なもの
- Node.js: バージョン18以上
- インターネット接続: 常時必要
- Anthropicアカウント: 無料で作れます
💡 私の失敗談: 最初、Node.jsが古いバージョンだったのに気づかず、30分ほど「なんで動かないの?」と悩みました。先にバージョン確認しましょう!
# Node.jsのバージョン確認
node --version
# v18.0.0以上であればOK
🛠️ 【実践編】爆速インストール手順
Step 1: Node.jsの準備
もしNode.jsが入っていない、または古い場合:
Mac(Homebrewを使う場合):
brew install node
Windows(公式サイトから):
- nodejs.orgからLTS版をダウンロード
- インストーラーに従ってインストール
Step 2: Claude Codeのインストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
⚠️ ここで私がハマったポイント:
Macでsudoを使ってインストールしようとして、権限エラーが発生しました。sudoは使わない方が良いです。
もし権限エラーが出た場合:
# npmのグローバルディレクトリを変更
mkdir ~/.npm-global
npm config set prefix '~/.npm-global'
# パスを追加(.zshrcまたは.bashrcに追記)
echo 'export PATH=~/.npm-global/bin:$PATH' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
# 再度インストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
Step 3: 動作確認
claude --version
バージョンが表示されればインストール成功です!
アカウント設定とログイン
Anthropicアカウントの作成
- console.anthropic.comにアクセス
- 「Sign up」でアカウント作成
- メール認証を完了
Claude Codeでの認証
# プロジェクトフォルダに移動
cd ~/your-project
# Claude Codeを起動
claude
初回起動時にこんな画面が出ます:
Welcome to Claude Code!
Please choose your authentication method:
1. Anthropic Console (Default)
2. Claude Pro/Max subscription
Select [1]:
「1」を選択してEnterを押すと、ブラウザが開きます。そこでログインすればOK!
💡 私のハマりポイント: 最初、会社のファイアウォールでブラウザが開かず困りました。その場合は、表示されるURLを手動でコピーしてブラウザに貼り付ければ大丈夫です。
最初の設定:CLAUDE.mdファイルを作ろう
認証が完了したら、プロジェクトの情報をClaude Codeに教えてあげましょう。
プロジェクトのルートフォルダにCLAUDE.mdというファイルを作成します:
# プロジェクト名
## 概要
このプロジェクトは[簡単な説明]です。
## 技術スタック
- フロントエンド: React + TypeScript
- バックエンド: Node.js + Express
- データベース: PostgreSQL
- その他: Docker, AWS
## 開発ルール
- インデント: スペース2つ
- 命名規則: camelCase
- コミットメッセージ: [type]: description
## 重要な制約
- セキュリティ重視
- パフォーマンス要件: レスポンス200ms以内
- ブラウザサポート: Chrome, Firefox, Safari最新2バージョン
なぜCLAUDE.mdが重要?
これがあるとないとで、Claude Codeの回答の質が全然違います。私の経験では、設定前後で満足度が30% → 90%くらい変わりました。
最初のテスト:「Hello, Claude!」
設定が完了したら、早速試してみましょう!
claude "このプロジェクトの構造を説明してください"
こんな感じで返ってきたら成功です:
プロジェクト構造を分析しました:
📁 your-project/
├── src/ # ソースコード
├── public/ # 静的ファイル
├── tests/ # テストファイル
└── CLAUDE.md # プロジェクト情報
技術スタック: React + TypeScript
主な機能: [分析結果]
トラブルシューティング:私がハマった問題と解決法
問題1: 「command not found: claude」
原因: パスが通っていない
解決法:
# パスの確認
echo $PATH
# npmのパスを追加
export PATH=$PATH:$(npm root -g)/../bin
問題2: 認証エラーが出る
症状: 「Authentication failed」
解決法:
# 認証情報をリセット
rm -rf ~/.claude/auth.json
# 再認証
claude auth
問題3: レスポンスが遅い/接続エラー
原因: ネットワーク設定、プロキシ
解決法:
# プロキシがある場合
export HTTP_PROXY=http://proxy.company.com:8080
export HTTPS_PROXY=http://proxy.company.com:8080
問題4: Windows(WSL)でのセットアップ
Windowsユーザーの方は、WSL2の使用を強く推奨します:
# PowerShellで実行
wsl --install
# Ubuntu 22.04を推奨
wsl --install -d Ubuntu-22.04
WSL内でNode.jsとClaude Codeをインストールしてください。
動作確認のチェックリスト
セットアップが完了したら、以下を確認してみてください:
# ✅ バージョン確認
claude --version
# ✅ ヘルプ表示
claude --help
# ✅ システム診断
claude /doctor
# ✅ 簡単なクエリ
claude "Hello, Claude! よろしくお願いします"
すべて正常に動作すれば、セットアップ完了です!🎉
次のステップ:実際に使ってみよう
セットアップが完了したら、まずは小さなことから試してみましょう:
初心者向けの最初のタスク
-
プロジェクト分析
claude "このプロジェクトの主要な機能を教えて" -
コード説明
claude "src/App.jsの動作を説明してください" -
ドキュメント作成
claude "このプロジェクトのREADME.mdを作成してください"
慣れてきたら試したいこと
- コードレビュー
- バグ修正の相談
- リファクタリング提案
- テストコード生成
コスト管理のコツ
Claude Codeは使った分だけ課金されるので、最初はコストが気になりますよね。私の経験から、コスト管理のコツをシェアします:
現在のコストを確認
claude /cost
コスト削減のテクニック
-
不要な会話履歴はクリア
claude /clear -
長い出力は要約
claude /compact -
具体的な質問をする
- ❌ 「このコードどう思う?」
- ✅ 「この関数のパフォーマンスを改善したい」
私の場合、月額20ドル程度で収まっています。最初の月は使いすぎて40ドルくらいいきましたが(汗)
まとめ:セットアップは最初だけ
セットアップは最初だけ大変ですが、一度済ませてしまえば、あとは快適に使えます。
重要なポイント:
- Node.js v18以上であることを確認
- CLAUDE.mdでプロジェクト情報を共有
- 小さなタスクから始める
- コストを意識して使う
困ったことがあれば、コメントで教えてください!私も最初は本当に苦労したので、お力になれると思います。
🎓 プロンプトエンジニアリング理論も学習しよう
Claude Codeを最大限活用するには、プロンプトエンジニアリングの基礎知識が重要です。
**プロンプトエンジニアリングガイド**で以下を学習してください:
- 効果的なプロンプト設計の理論
- CLAUDE.mdファイル最適化の背景知識
- 高度なプロンプト技法の体系的理解
理論 × 実践でClaude Codeスキルを飛躍的に向上させましょう!
次回は「実際にClaude Codeで開発してみた体験談」をお話しする予定です。お楽しみに!
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