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【私流】テスト分析~テストケース作成までの流れ
はじめに
私はBtoBのWebアプリ開発に携わっているQAエンジニアです
QAとして2年ほど活動してきた中で、テストケースを作る際のやり方(とりあえずやること)がなんとなくかたまってきたので記事にしたいと思います!
この記事は株式会社アクティブコアのアドベントカレンダーの21日目の記事です!
残すところあと4日となりました!
前提として、、
使用できるテストベースが以下の2つとなっているため、この2つでできるやり方をとっています。
- UIデザイン
- 要件定義書
では、本題へ
せっそく本題へ入っていきます、テスト分析~テストケース作成まで4ステップで実施していきます!
ステップ1:UIデザインからテストアイテム抽出する
画面のデザインを確認し、テストアイテムを決定します
-
表示系
- 画面に表示されるものを洗い出す
- メッセージ
- アイコン
- ボタン
etc
- 画面に表示されるものを洗い出す
-
操作系
- ユーザーが操作できそうなところを洗い出す
- 入力フォーム
- セレクトボックス
- ボタン
etc
- ユーザーが操作できそうなところを洗い出す
一旦すべての要素を書き出してから、テストすべき要素を絞っていきます
ステップ2:テストアイテム毎に要件を確認する
ステップ1で洗い出したアイテム毎に、要件定義書に記載されている要件を確認します
-
表示系
- 表示される文言
- 表示箇所
- 表示されるべきもの
- 表示されてはいけないもの
etc
-
操作系
- ボタンクリック時の挙動
- セレクトボックスの表示内容
- フォームのバリデーション
etc
ここで仕様書から読み取れない部分などの疑問点を開発者に確認し、仕様の不明点をなくしていきます。
このタイミングで仕様の考慮漏れが見つかることもよくあります。
ステップ3:テスト手法の選択、適用
ステップ3で把握した要件から、テスト技法を選択し、境界値分析の実施や状態遷移図、直行表などを作成します。
最近gihozを使い始めました、便利
このステップまで来るとだいぶテスト対象への理解度も上がってきます
ステップ4:テストケースに落とし込む
ステップ3で作成した図や資料を基にテストが必要なパターンを洗い出し、テストケースを作成します。
ここまできてやっと成果物としてのドキュメントを作成します。
以上が普段テストケースを作成する際にやっていることです。
番外編:テスト実施
実際にテストを実施する際は上記で洗い出した観点の他に、
- デザインがずれていないか
- 見づらくないか
- 操作しづらくないか
なども観点にいれてテストを実施しています
さいごに
いかがだったでしょうか?まだまだQA初心者なので、アドバンスや改善案などいただけると嬉しいです。
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