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PostgreSQLコマンド

2024/01/15に公開

はじめに

こんにちは!
Amazon Auroraで使用するPostgreSQLに悪戦苦闘している今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回、業務に使用するためのチートシートとして本記事を作成したいと思います。

1. データベース一覧の表示

コマンド例:

\l

説明:
このコマンドは、現在のPostgreSQLサーバーに存在するすべてのデータベースを一覧表示します。

2. テーブル一覧の表示

コマンド例:

\dt

説明:
指定したデータベース内の全てのテーブルを表示します。

3. テーブルの構造詳細

コマンド例:

\d [テーブル名]

説明:
指定したテーブルの構造、カラム、データ型などの詳細情報を表示します。

4. 現在のデータベース表示

コマンド例:

\conninfo

説明:
現在接続しているデータベースの情報を表示します。

5. クエリ実行計画の表示

コマンド例:

EXPLAIN [SQLクエリ];

説明:
指定したSQLクエリの実行計画を表示します。パフォーマンス分析に役立ちます。

6. ユーザー一覧の表示

コマンド例:

\du

説明:
データベースのユーザーとその権限を一覧表示します。

7. データベースの作成

コマンド例:

CREATE DATABASE [データベース名];

説明:
新しいデータベースを作成します。

8. データベースの削除

コマンド例:

DROP DATABASE [データベース名];

説明:
指定したデータベースを削除します。

9. テーブルの作成

コマンド例:

CREATE TABLE [テーブル名] (...);

説明:
新しいテーブルを作成します。

10. テーブルの削除

コマンド例:

DROP TABLE [テーブル名];

説明:
指定したテーブルを削除します。

11. データの挿入

コマンド例:

INSERT INTO [テーブル名] (カラム1, カラム2, ...) VALUES (1,2, ...);

説明:
指定したテーブルに新しい行を挿入します。

12. データの更新

コマンド例:

UPDATE [テーブル名] SET カラム1 =1, カラム2 =2 WHERE 条件;

説明:
指定した条件に一致する行のデータを更新します。

13. データの削除

コマンド例:

DELETE FROM [テーブル名] WHERE 条件;

説明:
指定した条件に一致する行をテーブルから削除します。

14. トランザクションの開始

コマンド例:

BEGIN;

説明:
新しいトランザクションを開始します。

15. トランザクションのコミット

コマンド例:

COMMIT;

説明:
現在のトランザクションの全ての変更をコミットします。

16. トランザクションのロールバック

コマンド例:

ROLLBACK;

説明:
現在のトランザクションの変更をすべて取り消します。

17. ビューの作成

コマンド例:

CREATE VIEW [ビュー名] AS [SELECTクエリ];

説明:
指定したSELECTクエリに基づいて新しいビューを作成します。

18. シーケンスの作成

コマンド例:

CREATE SEQUENCE [シーケンス名];

説明:
新しいシーケンスを作成します。連続した数値を生成するのに使用します。

19. シーケンスのリセット

コマンド例:

ALTER SEQUENCE [シーケンス名] RESTART WITH [数値];

説明:
指定したシーケンスをリセットし、新しい開始値を設定します。

20. インデックスの作成

コマンド例:

CREATE INDEX [インデックス名] ON [テーブル名] ([カラム名]);

説明:
指定したテーブルのカラムにインデックスを作成します。クエリのパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。

21. インデックスの削除

コマンド例:

DROP INDEX [インデックス名];

説明:
指定したインデックスを削除します。

22. データベースへの接続

コマンド例:

\c [データベース名]

説明:
指定したデータベースに接続します。

23. テーブルスペースの作成

コマンド例:

CREATE TABLESPACE [テーブルスペース名] LOCATION '[ディレクトリパス]';

説明:
新しいテーブルスペースを作成します。

24. テーブルスペースの削除

コマンド例:

DROP TABLESPACE [テーブルスペース名];

説明:
指定したテーブルスペースを削除します。

25. データベースのサイズ取得

コマンド例:

SELECT pg_size_pretty(pg_database_size('[データベース名]'));

説明:
指定したデータベースのサイズを取得します。

26. バックアップの取得

コマンド例:

pg_dump [データベース名] > backup.sql

説明:
データベースのバックアップを取得します。

27. バックアップからの復元

コマンド例:

psql [データベース名] < backup.sql

説明:
バックアップファイルからデータベースを復元します。

28. システムカタログの表示

コマンド例:

\z

説明:
テーブルのアクセス権限情報を含むシステムカタログを表示します。

29. ユーザーの作成

コマンド例:

CREATE USER [ユーザー名] WITH PASSWORD '[パスワード]';

説明:
新しいユーザーを作成します。

30. ユーザーの削除

コマンド例:

DROP USER [ユーザー名];

説明:
指定したユーザーを削除します。

31. ユーザーへの権限付与

**コマンド例:

GRANT [権限] ON [テーブル名] TO [ユーザー名];

説明:
指定したユーザーにテーブルへの特定の権限を付与します。

32. ユーザーからの権限剥奪

コマンド例:

REVOKE [権限] ON [テーブル名] FROM [ユーザー名];

説明:
指定したユーザーから特定の権限を剥奪します。

33. 現在のセッション情報の表示

コマンド例:

SELECT * FROM pg_stat_activity;

説明:
現在のデータベースセッションに関する情報を表示します。

34. ロックされたトランザクションの確認

コマンド例:

SELECT * FROM pg_locks WHERE NOT granted;

説明:
現在ロックされているトランザクションを確認します。

35. データベースの権限一覧表示

コマンド例:

\dp

説明:
データベース内の全オブジェクトの権限一覧を表示します。

36. データベースの設定パラメータ表示

コマンド例:

SHOW [設定名];

説明:
データベースの特定の設定パラメータの値を表示します。

37. データベースの設定変更

コマンド例:

SET [設定名] TO [];

説明:
データベースの設定を変更します。

38. システム関数の利用

コマンド例:

SELECT [関数名](パラメータ);

説明:
PostgreSQLのシステム関数を実行します。

39. テーブルのコメント追加

コマンド例:

COMMENT ON TABLE [テーブル名] IS '[コメント]';

説明:
テーブルにコメントを追加します。

40. カラムのコメント追加

コマンド例:

COMMENT ON COLUMN [テーブル名].[カラム名] IS '[コメント]';

説明:
特定のカラムにコメントを追加します。

最後に

色々コマンドは追加しましたが、直近で必要なコマンドは一部のみなのでここまでコマンドを出す必要はなかったかもしれません。
ただ、忘れたころにコマンドを使いたくなる場面が表れると思うので、その都度このページを振り返って使うようにします。

株式会社アクティブコア

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