Salesforce 認定 Agentforce スペシャリスト 資格に合格してみた
はじめに
本記事では、Salesforce 認定 Agentforce スペシャリスト 資格に合格するために、実際に筆者が行った受験対策についてご紹介させていただきます🙌
この受験対策が、Salesforce 認定 Agentforce スペシャリスト 資格はもちろんのこと、Salesforce関連の資格の受験を考えている皆様のご参考になれば幸いです。
Salesforce 認定 Agentforce スペシャリスト とは
Salesforce 認定 Agentforce スペシャリスト資格は、Agentforce 機能(設定・管理・活用)に関する専門知識 と 運用スキル を証明する公式認定資格です。
Salesforceプラットフォーム上でのAIエージェントの設計・運用、プロンプトエンジニアリング、データクラウドとの連携、そしてセキュリティ管理など幅広い分野の理解が求められます。
この試験は、Agentforce の機能と Salesforce Platform の設定の両方を熟知し、ビジネスの成功を促進する目的で Agentforce を実装する専門知識を実証したい方に適しています。
試験の詳細
- 内容: 多肢選択方式の 60 問
- 試験の所要時間: 105 分
- 合格点: 73%
- 言語: 英語, 日本語
- 再受験料: 30,000 JPY (税抜)、100 USD (税抜)
- 前提条件: なし
受験対策
1. 受験ガイドを確認する
まず学習を始める前に、Salesforce 認定 Agentforce スペシャリスト受験ガイド をよく読み、特に必要とされるスキルについて書かれた試験概要を必ず確認します。
この試験では、5つのスキル領域と、それぞれの点数配分が記載されていました。
出題範囲
- プロンプトエンジニアリング: 30%
- Agentforce の概念: 30%
- Agentforce と Data Cloud: 20%
- Agentforce と Service Cloud: 10%
- Agentforce と Sales Cloud: 10%
必要なスキルを把握してから試験に臨むことができるので、受験ガイドを正しく認識することで合格の可能性が高まると思います!
2. 公式Trailheadモジュール
Salesforce 公式のTrailhead「認定資格試験の準備: Agentforce スペシャリスト」のモジュールを用いて学習しました。
5つのスキル領域ごとに、試験の練習問題や試験トピックのフラッシュカード、そして、モジュールを完了するためのテストが用意されています。
ここで出題される問題や用語は、確実に理解しておくことがとても重要だと思います!
また、この試験は、受験ガイドからも分かるように、「プロンプトエンジニアリング」と「Agentforce の概念」の領域だけで全体の60%を占めているので、この2つのモジュールに関しては、関連リソースのトレイルやプロジェクトでの学習も行い、より理解を深めました。
3. 動画コンテンツ
Salesforce Japan の公式 YouTube チャンネルには、Agentforce に関連する動画が、たくさんアップロードされています。
特に、Agentforce(エージェントフォース)とは の再生リストを視聴して Agentforce についての前提知識の理解を深めました。
実際に環境に触れることは、とても大事なことだと思います!
それに加えて、動画内でも実際に画面操作をしてくださるので、通勤時間などでも学習することができ、より効率的に具体的なイメージを掴むことができました💪
4. 社内の知見のある人に質問
これはこの試験に限った話ではないですが、Trailhead や 動画コンテンツ などで、よくわからない場所が出てきたときは、知見のある人に積極的に質問することも意識しています。
自分が理解できていない部分をピンポイントで説明してくださるので、より理解が深まります!(実際に教えていただいた内容が試験問題に出題されると、ちょっと嬉しい気持ちになります🙌)
さいごに
Salesforce 認定 Agentforce スペシャリスト は、更新が必要な資格の1つです!
資格を取得した後、期日までにすべての更新要件を満たさないと、資格を失効してしまいます。
努力して取得した資格が失わないようご注意ください。
この記事を最後まで読んでくださった皆様が、必ず合格できますように...💯🙏
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